55歳・荻野目洋子、“ずっと手元においておきたかった”車とは? 愛車『ポルシェ』以外の“クルマ遍歴”も紹介

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2024年06月06日 17:00  ORICON NEWS

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BS朝日『カーグラフィックTV』に出演した(左から)MCの松任谷正隆とゲストの荻野目洋子 (C)BS朝日
 歌手の荻野目洋子(55)が、きょう6日放送のBS朝日『カーグラフィックTV』(毎週木曜 後11:00)に出演。愛車である『ポルシェ 911 カブリオレ(997)』を紹介する。

【写真】今見てもカッコイイ…荻野目洋子の愛車『ポルシェ997カブリオレ』

 1984年10月のスタートから今年40周年を迎える同番組。これを記念し、40周年アニバーサリー企画として月に1回、車を愛する各界の有名人をゲストに迎え、その愛車を紹介しつつ、番組MCの松任谷正隆(72)と車にまつわるトークに花を咲かせる。

 6月は初の女性ゲストで、番組と同じ1984年にデビューし、今年40周年を迎える荻野目洋子。荻野目はこれまでの“クルマ遍歴”を紹介しつつ、愛車の『ポルシェ 911 カブリオレ(997)』で松任谷と一緒にドライブへ向かう。

■収録を終えて荻野目洋子コメント
――番組からの出演依頼が来たときは?
【荻野目】本当にマニアックな骨太な方が見る番組だと思っていたので、オファーをいただけたのは光栄だと思いましたし、女性ゲストが初めてと聞いてびっくりしました。同時にうれしかったですね。好きなものについて、こんなにまとめてお話しできたのは初めて。ポルシェについての話も初公開でした。

――荻野目さんがクルマ好き、というのはあまり知られていないのでは?
【荻野目】そうですね、プライベートなことなのでほとんどお話しすることはないので。今回ご紹介したポルシェに関しては、年齢を重ねてスポーツカーには乗りたいなと思っていたんですね。例えばジャガーの二人乗りとか漠然とした憧れはあったんですけど、やっぱり古いデザインのものが好きで。そんな風に考えあぐねていたときに、お世話になっている車屋さんからこのポルシェのお話をいただいたんです。私の中ではポルシェって派手なイメージがあったのですが、これなら派手すぎなくていいなと。まさか自分がポルシェに乗る日がくるとは思っていなかったので、自分にとっても意外な展開でした(笑)。

――これまでのクルマ遍歴を伺うとライフスタイルに合わせていらしたようですが?
【荻野目】はい、そうですね。浮気性というわけではないんですよ(笑)。ちゃんとそこに理由がありました(笑)。ライフスタイルが変わると視点も変わってくるんです。例えば以前は興味を持たなかったのに、最近ゴルフがものすごく気になってきていたり…車も同じです。車との付き合い方は、今の自分のライフスタイルに合うものを、という感じです。そこも車選びの面白いところだなと思いますね。

――松任谷さんとのトークはいかがでしたか?
【荻野目】お仕事でご一緒することがありそうでなかったので、今日は先入観なし、出たとこ勝負で臨んでみようと思ってきました(笑)。でも、こちらが想像もしていないところで深く追求されたりしたので「あ、やっぱり人とは違う特別な感性をお持ちの方だな」と思いました(笑)。

――ご自身の“クルマ遍歴”を改めて振り返っての感想は?
【荻野目】自分で言うのもなんですが、なかなか面白い歴史だなと思っています。今振り返っても良いセレクトだったなと(笑)。流行を追うわけでなく、自分なりに面白いと思ったものを乗ってこられたので、ある意味幸せだなと思います。ただ、やっぱりベンツ280SLはずっと手元においておきたかったな、と。「残念!」という気持ちはありますが、そういうのを含めて永遠じゃないというのは人生という感じがして、またそこもいいのかなと。

――視聴者の皆さんにどういうところを見ていただきたいですか?
【荻野目】収録ではカーオーディオのお話はしなかったんですけど、実は280SLのときに内装に違和感がないものをちゃんと入れようと、ナカミチを選んで入れていたんです。ちょっとオレンジ色っぽくて、すごく気に入っていたんですが、今もナカミチにこだわっている方が結構いらっしゃるみたいで。マニアックな人はどこにでもいますよね(笑)。今回のトークから、私にもそういうマニアックな部分があったんだと発見してもらえたらうれしいです(笑)。

■収録を終えて松任谷正隆コメント
――荻野目洋子さんについてはどういうイメージをお持ちでしたか?
【松任谷】近くにいそうで遠くにいた人、という感じです。あの時代、80年代は音楽が分岐する時代だったので、近くにいそうで遠くにいた感じがするんです。お仕事では一度もお会いしたことがないですし、どんなイメージ?と言われても違うところにいたから、あまり存じ上げないと言ったほうがいいかな。

――そんな荻野目さんとクルマのお話をされたわけですが、クルマ遍歴などを聞いてどう思われましたか?
【松任谷】面白かったのは、彼女の持っているキャラクターがわかったことです。古着がお好きで、古いものと新しいものをミックスして工夫するところが面白いとか。それは“クルマ遍歴”にも全部現れていて。音楽の面でも、デビューから40年で作詞・作曲を手掛けるまで至ったわけですよね。そこまで探し求めてきた歴史なのかな、という感じがしました。それが車にも全部リンクしていますよね。

――少し脱線もしましたが、昆虫がお好きというお話は面白かったですね。
【松任谷】人それぞれ独特の美意識があって、クルマの形と昆虫の形をリンクして考えたのは初めてだったかもしれないなぁと思いました。でも、ワーゲンなどは最初ビートルと言っていたので、なんかそういえばそうだなと思いながらお話を伺っていました。

――今回ご紹介されたポルシェについては?
【松任谷】ポルシェ997は水冷になって2代目のポルシェなんですけど、最新ではないところをチョイスされているところがなんか“荻野目さんらしいな”という感じがしましたね。以前はマニュアルのミニにお乗りになっていたり、最近はVWゴルフIIに興味があるとか、ご自分で最後のひと手間を加えるスペースがあるものがお好きなんじゃないですか。

――内装にこだわってナカミチのカーステレオを入れたこともあったそうですよ。
【松任谷】あー、そうなの(笑)。ラジオや音楽を聴くとか聴かないとか、そんな話をしたときに話してくれればよかったのに(笑)。音ではなくデザイン的なこだわりですか? なるほどね。僕もデザイン的に違和感があるものがついているのは嫌いだから、それが合っているというのはいいんじゃないのかな。見てみたかったですね。

――今回は初の女性ゲストとなりましたが、みどころは?
【松任谷】ある意味ニュートラルな女性目線というのがあったと思うんです。レースをやっている、クルマ関係のことをやっているとなると、少し違う目線になりますから。そういう意味では一般的な目線をちゃんとお持ちなので、女性の視聴者にもちゃんと刺さるかもしれないなと思います。でも、デザインだったり、色だったりというのは性別に関係なく、とても重要な問題。クルマが持つ美意識は、クルマ選びのとても重要なポイントになりますから。

――そういう意味では荻野目さんのこだわりから見えてきたものがありますね?
【松任谷】ありますよね。クラフトという言葉が浮かぶんですよ。そういう工夫することがお好きなのかなと。

――シトロエンの話題から脱線もしましたが(笑)。
【松任谷】脱線しましたっけ、あ、虫に行ったか。彼女に昆虫の番組を作ってあげてください(笑)。

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