『アンメット』三瓶のミヤビ“診断”「正しいとは限らない」 ツンな態度めぐり…視聴者が冷静分析

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2024年06月06日 17:43  ORICON NEWS

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ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第8話より (C)カンテレ
 俳優・杉咲花が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜 後10:00)の第8話が3日に放送され、ミヤビ(杉咲)と綾野(岡山天音)に向けた三瓶(若葉竜也)の視線が関心を集めた。

【第8話カット】ミヤビ&三瓶&綾野&星前が団結!の胸熱シーン

 同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画を実写化。“記憶障害の脳外科医”川内ミヤビ(杉咲)が患者を全力で救い、自身も再生していく医療ヒューマンドラマで、消えた2年間の記憶をめぐるミステリーも見どころ。

 アメリカ帰りの脳外科医・三瓶の関与で、ミヤビの記憶障害に改善の兆し。2人がかつて「婚約していた」記憶がよみがえりながら、あえて触れず、もどかしい展開。一方で焦点は、三瓶のライバル的存在の医師・綾野にも当てられた。

 綾野は、権力者の西島会長(酒向芳)に気に入られ、会長の孫娘・麻衣(生田絵梨花)と“政略結婚”を目論むなど、野心家として描写されてきたが、第7話までに実家の「綾野病院」の多額借金が明らかに。綾野と麻衣の婚約の背景には、父・勲(飯田基祐)が尽力する過疎地医療をやめさせ、綾野病院が西島グループに入り、経営を立て直す考えがあった。

 そして第8話では、綾野と麻衣の結婚を認めない父・勲が、往診中に交通事故で頭部に外傷を負って丘陵セントラル病院に運び込まれた。

※以下ネタバレあり

 勲は手術で助かったが、喜怒哀楽を抑えられなくなる「社会的行動障害」という後遺症が残った。そして、勲に代わり息子の綾野が過疎地の診療所へ通うことになった。

 そうした中で、ミヤビに綾野との記憶が戻った。一緒に美術館へ行き、綾野から告白されていた。喜ぶ綾野に対し、三瓶は「断られたんですよね?」「3回、3回断られたんですよね?」とツッコミ。綾野は「三瓶くんね、ミヤビちゃんも思いだしてないことを勝手に言うのはどうなの?」と苦笑いした。

 ミヤビは三瓶との記憶は思いだせず。綾野がミヤビを「今度また一緒に行ってみる?何か思いだすかもしれないよ」と誘うと、三瓶は「いいんじゃないですか」とぶっきらぼうに放ちつつ、そこに想いがにじんだ。

 2人のデートを見守りつつ、三瓶は居酒屋で、星前(千葉雄大)らに「(記憶障害には)時間勾配というのがあって、通常、遠いことの方が近いことより思いだしやすいんですよ。僕と会ったのは美術館の後ですから」と専門用語を駆使して“診断”。そして、ミヤビが綾野とデートはもうしないと報告すると「なんでそんなこと僕に言うんですか?」としれっと答えた。

 三瓶のわかりやすい言動に、視聴者からはSNSで「嫉妬してツンとした態度とる三瓶先生可愛すぎて無理 」「三瓶先生『時間勾配というのがあって……』のあとの星前先生の『まーーーた始まったよ』の表情」「星前先生の「うんそうだよね」のめんどくさそうな言い方好きすぎて何回も見ちゃう笑」など続々。一方で「時間勾配」に対して「不確かな症例で個人差がある 三瓶の見立てが必ずしも正しいとは限らない」など、ひねった感想も寄せられている。
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