『アンメット』胸熱のドリームチーム結成→手術シーン省き反響「こういうのもアリかー」「取捨選択が潔い」

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2024年06月06日 20:35  ORICON NEWS

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ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第8話より (C)カンテレ
 俳優・杉咲花が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜 後10:00)の第8話が3日に放送され、“ドリームチーム”による2人同時オペが実現、胸熱のクライマックスとなった。

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 同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画を実写化。“記憶障害の脳外科医”川内ミヤビ(杉咲)が患者を全力で救い、自身も再生していく医療ヒューマンドラマで、消えた2年間の記憶をめぐるミステリーも見どころ。

 ミヤビが勤務する丘陵セントラル病院にアメリカ帰りの脳外科医・三瓶(若葉竜也)が赴任。空気を読まない三瓶によって、ミヤビは脳外科医としての道を再び歩き始め、実は不慮の事故に遭うまで、三瓶を超えるほどの手技スキルを持っていたことが判明。

 また、救急部長の星前(千葉雄大)は、脳外科も兼務するなど、広い知識のない専門バカを嫌う。そして、関東医大病院に勤務する綾野は、最先端のカテーテル治療を得意とし、三瓶のライバル的存在。この4人が、第8話でついに本格共闘した。

※以下ネタバレあり

 「綾野病院」で過疎地医療に励む綾野の父・勲(飯田基祐)が、往診中に交通事故で頭部に外傷を負って丘陵セントラル病院に運び込まれた。手術で助かったが、喜怒哀楽を抑えられなくなる「社会的行動障害」という後遺症が残った。そして、勲に代わり息子の綾野が過疎地の診療所へ通うことになった。

 ミヤビらが寄り添い、勲の症状は次第に落ち着いた。そして、綾野病院の経営を気遣う息子に対して「俺が望んでることはお前が俺のために何かすることじゃない。お前がお前のために生きてくれることなんだよ!」と心から怒り、「悪かったな」「お前が本当にやりたいことをやれ」と謝罪・エール。綾野も婚約相手・麻衣に本当の想いをぶつけることになった。

 しかしその後、勲の容態が急変。三瓶は「外傷性動脈瘤破裂によるくも膜下出血ですね」と診断し、緊急手術が必要な状況。別の急患も受け入れていたことから、綾野は「間に合わないでしょう」と言うも、ミヤビは「間に合わせます」「諦めません。2人とも助けましょう」ときっぱり。綾野に「助手をお願いできますか?」と依頼し、ミヤビ・綾野と三瓶・星前の2チームに分かれ、見事に患者2人とも助けた。

 あえて、手術シーンを劇中から省いたことも斬新。視聴者からは、SNSなどを通じ、「こういうのもアリかー」「オペシーン入れないんだ。すごいな。医療もののセオリーには拘らない」「オペシーンを大胆に省いたのはミヤビが乗り越える壁としてプレッシャーを感じていないからなんだろう、取捨選択が潔い」など、称賛が寄せられている。
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