世界中で人気『サウスパーク』スペシャルエピソード、Paramount+で順次独占配信

　2021年にアメリカでサービスを開始し、世界45ヶ国以上で展開するストリーミングサービス「Paramount+」。日本では「WOWOWオンデマンド」と「J:COM STREAM」、「Prime Videoチャンネル」でサービスを提供中。このたび、世界中で人気の『サウスパーク』シリーズから通常のシリーズとは異なる1時間前後のスペシャルエピソード5作品がParamount+で順次独占配信される。

【画像】配信予定のスペシャルエピソードのキービジュアル

　7日配信の『サウスパーク：迷い込んだパンダーバース』を皮切りに、14日に『サウスパーク：アフターコロナ』、21日に『サウスパーク：帰ってきたコロナ』、28日に『サウスパーク：ストリーミング戦争』の配信が開始。さらに『サウスパーク：ストリーミング戦争2』も7月に配信開始予定となっている。

■『サウスパーク』とは

　1997年に放送を開始したアニメシリーズ。コロラド州にある小さな架空の街サウスパークを舞台に、主人公の少年、スタン、カイル、カートマン、ケニーら4人と周りの大人たちが巻き起こす騒動を描く。

　かわいらしいキャラクターからは想像できない、人種、性、ドラッグ、階級、国籍、宗教、政治、ポップカルチャーなど、どんな領域にも踏み込み、痛烈で大胆な社会風刺や過激な描写がしばしば。

　「表現の自由」を武器に、現代社会が直面する問題を痛快かつユーモラスに描く作品として視聴者から支持され、アメリカで優れたテレビ番組に与えられるエミー賞やアメリカのテレビ・ラジオ・ウェブサイトの優れた放送作品に与えられるピーボディ賞も受賞した。

　各エピソードの冒頭には「この番組に登場するすべてのキャラクターと出来事は―実在の人物を元にしたものであっても―完全にフィクションです。すべての有名人の声は模倣されています……しかもひどく。本番組には下品な言葉が含まれており、その内容から誰にとっても視聴すべき作品ではありません。」（日本語字幕：下品で最悪な内容です　見ないで）と、見たこともないような注意事項が表示されるなど、全面的にエッジの効いた作品となっている。

　テレビアニメシリーズだけでなく、映画化、ミュージカル化、グッズ化、ゲーム化もされるなど、人気を博している。