成田凌、ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』で刑事役「暑い熱いあっつい夏になりそう」 吉川愛&小日向文世が共演

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2024年06月07日 04:00  ORICON NEWS

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『降り積もれ孤独な死よ』ビジュアル(C)ytv
 俳優の成田凌が、読売テレビ・日本テレビ系7月期日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』(7月7日スタート、毎週日曜 後10:30)で主演を務めることが7日、発表された。講談社「マガジンポケット」で連載中の漫画『降り積もれ孤独な死よ』(原作・井龍一氏、漫画・伊藤翔太氏)にオリジナル要素を加え、俳優の吉川愛、小日向文世が共演する。

【画像】『降り積もれ孤独な死よ』書影

 13人の子どもたちの白骨死体が見つかった、通称“灰川邸事件”。現場に残された謎のマークが、7年の時を経て、再び姿を現す。不可解な共同生活、“父”と呼ばれる容疑者、事件の6人の生存者、いくえにも隠された真実。降り積もる謎が予測不能な結末へ誘うヒューマンサスペンスとなっている。

 成田は、主人公であり、事件の真相を追う刑事・冴木仁(さえき・じん)を演じる。めったに事件の起きない山梨の富士山北警察署に勤務する刑事だが、通報を受けて駆けつけた屋敷で子どもたちの白骨死体と謎のマークを発見する。事件を捜査するうちに、冴木の生き別れた弟が容疑者の関係者として浮上する。

 成田は「すばらしすぎる原作で、プレッシャーは相当ありますが、原作とはまた違った面白さを感じていただけるよう、最高に楽しんでいただけるよう、スタッフ、キャスト全員で毎日を丁寧に、士気高く、頑張っています」と気合十分。「スタッフやキャストのあふれるほどの熱で、暑い熱いあっつい夏になりそうです」と期待を寄せた。

 吉川は、冴木の前に現れた謎の女性・蓮水花音(はすみ・かのん)を演じる。事件のあった屋敷で暮らしていたという花音は、屋敷の持ち主で事件の容疑者・灰川十三(はいかわ・じゅうぞう)を“父”と呼び、灰川は「犯人ではない」と主張している。冴木とともに事件の真相を追う。

 存在も発言も謎めいた花音について吉川は「花音のまとう雰囲気、何を本当は考えているのかわからないようなミステリアスさ、そんな彼女を演じきることができるのか、少し不安です。でも、花音の強さや弱さを私なりに読み取って、精いっぱい演じたいと思います」と決意を語った。

 小日向は、事件の容疑者・灰川十三を演じる。灰川邸事件の発覚後、姿をくらまし、事件の容疑者とされる。得体のしれない不気味な存在感の灰川について小日向は「台本を読んだ時点でとてもミステリアスな、ちょっと不気味な感じの印象がありました。灰川には『もしかしたら子どもたちを集めて罪を犯すんじゃないか』という匂いもあり、どういう人物像なのかが非常に謎めいています。子どもたちとのシーンや回想シーンが多く、なんとも言えない独特な感じなので、灰川の表情や動きを監督と確認しながら演じています」とコメントした。

 物語は、灰川邸事件発生から7年後、東京で起きた1人の少女の失踪事件へとつながる。灰川邸事件の現場に残されていた謎のマークが再び姿を現し、錆びた歯車が動き出す。

 プロデューサー・中山喬詞氏は「手前味噌ですが、今までにないドラマになると確信しております」と自信を見せる。実力派キャストを迎え「強固な力が結集したこのドラマに、皆さんに少しでも触れていただきたい。過去と現在が交錯しながら進んでいく謎に包まれた事件の真相、さまざまな十字架を背負った登場人物たちの秘めたる思い。荒々しくも丁寧に、最後の最後までみんなでつないでいきます」と決意を込めた。
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