貧乏な人と金持ちな人の「SNSの付き合い方」違いは?

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2024年06月07日 11:31  All About

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お金に恵まれる人と恵まれない人とでは、SNSの使い方にして、大きな違いがあります。恵まれている人はツールを使いこなすし、恵まれていない人はツールに使われています。SNSを使いこなすには、自分なりのルールが必要なのです。

お金に恵まれる人の使い方

お金に恵まれる人と恵まれない人とでは、SNSの使い方に違いがあるように感じます。私が仕事で関わりのあるお金持ちの方々は、SNSをこんなふうに使う傾向があります。

・近しい人たちへ手っ取り早く連絡する:「今度みんなで会おう!」
・他人の役に立てるような情報を発信する:「このブログおもしろいよ!」
・自分が必要とする情報をいち早くキャッチする:「他人はどんな情報持ってるのかな?」
・共感を生めるようなコミュニティーを作る:「このテーマに意見くださ〜い」
・違う世界や異文化を知るための市場調査や世論調査:「こんな人いるんだ!」

お金持ちは自分時間を大事にし、目的のためにSNSを使う

お金持ちになる人は、自分の時間を有効に使うために、あるいは自分の感情や情報力を高いレベルで維持するためにSNSを使っています。目的があるから使うのであって、暇だからスマホを開くということではありません。必要なときに必要な作業のために使う。そうでなければ、使わないし、見ない。

中には、スマホを持っていないという方もいます。いえ、機械オンチとかIT苦手とかではありません。デスクに向かえば、かなり手際よくパソコンやタブレットを使いこなします。理由をうかがってみると、片手で小さな画面をタッチする操作では、時間がかかりすぎると感じるということでした。1分1秒を大事にしているのだなと感じます。

このようにお金持ちになる人は、SNSもスマホも、使う機会を厳選し、自分の時間を無駄にはしていません。

お金に恵まれない人の使い方

一方で、お金に恵まれない人は、次のような使い方をしがちです。

・自分の存在感を誇示するための独りよがりの発信:「こんなぜいたくしてるぜ〜」
・だれかに救いを求めるようなネガティブ情報の発信:「自分はこんなに不運です〜」
・他人を攻撃、批判するような、有害な情報発信:「コイツの発言許せない!」
・自分をまぎらわせるための、慰め的な使い方:「おれには、こんな楽しみしかないよ〜」
・同じ価値観の人と閉鎖的なコミュニティにこもり快感を得る:「だよね〜」

自分が満たされていない人が、SNSを使って自己承認を求めることで、小さな快感を得ているのかもしれません。

あるいは、特定の人を誹謗中傷するようなグループに入り、独りよがりの世界で快感や異様な正義感が高揚することも危険です(エコーチェンバー現象)。SNSには、麻薬のような中毒性のある使い方におちいる可能性があり、時間を長く使ってしまうこともあります。使い方には、自主的な規範と目的意識が必要ですね。

使ってるモノやツールに「使われている」可能性も

SNSに限らず、今の世の中には、さまざまなモノやツールがあふれています。それを使いこなせれば、心も生活も豊かになるのですが、現実は残念ながら、モノやツールに使われている人が多く、心をなくしているように感じてなりません。

これでは、毎日がせわしなくなるばかりで、心の豊かさを感じられません。楽しみや便利さをもたらすモノも、使い方などを誤ると私たちに悪影響を及ぼすもモノとして、以下の例があります。

・酒、タバコ、砂糖、脂などの有害な飲食物
・人を運動不足にする自動車
・空き時間をむしばむテレビ

スマホやパソコンが、あなたの「有意義な時間」を奪わないことを祈っています。

文:北川 邦弘(ファイナンシャルプランナー)

総合商社、不動産会社等を経て、自分の投資体験から欧米流の資産形成術を学び、2002年にCFP・CPM資格を取得。現在は独立系ファイナンシャル・アドバイザー、NLPプラクテイショナー等の人生戦略コーチとして活躍。
(文:北川 邦弘(ファイナンシャルプランナー))

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