松下洸平、音楽アーティストとしての姿を披露 かつて観客1人だけも…『情熱大陸』で胸の内明かす

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2024年06月07日 14:10  ORICON NEWS

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9日放送『情熱大陸』に登場する松下洸平(C)MBS
 俳優でシンガー・ソングライターの松下洸平が、9日放送のMBS・TBS系『情熱大陸』(毎週日曜 後11:00)に登場する。

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 松下は、俳優として2019年のNHK連続テレビ小説『スカーレット』に出演し、人気に火がついた。今やドラマ・映画・CMなど多彩な媒体で求められる存在。柔らかなたたずまいと、全身からにじみ出る「いい人」感。親しみやすいけれど、身近にいそうでいないキャラクター。包み込むような優しい笑顔に癒される人も、少なくない。

 一方で「音楽アーティスト」としての顔も持つ。2021年のデビューから着実にファンを増やし、昨年末に2枚目のフルアルバムをリリース。今年の1月からは自身最大規模となる全国ツアーを行った。

 俳優とアーティスト、二兎を追うと決めたのは松下自身。「どちらも胸を張っていいものができたと言えるようにしたい」と語る眼差しには、表現者の決意が光る。

 その日常は、想像以上に目まぐるしい。ある1週間のスケジュールを見てみると、全国ツアーリハーサル、全国ツアー神奈川公演、TBSドラマ『9ボーダー』衣装合わせ、NHK大河ドラマ『光る君へ』撮影、全国ツアー仙台公演といった具合。決して器用に切り替えのきくタイプではないというが、一つ一つに常に全力投球する。

 そんな松下は、取材中に「自分の才能の限界ってわからないから、不安です…」と意外な言葉を漏らす。

 順風満帆に見えるが、名が売れる前には苦い経験があった。歌手になることを夢見て、21歳のときに最初のCDデビューを果たすも、思うような結果を残せず2年ほどで挫折。ライブに観客が1人だけということもあったという。「こんなはずじゃなかった…」。そこから15年を経た今、「表現する場」があることのありがたみを日々感じている。

 松下はどのように「自分」と向き合ってきたのか。表現することにかける37歳の、知られざる胸の内を明かす。
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