アンジュルム佐々木莉佳子、卒業目前の思いを告白「最後の最後まで心をつかんでいたい」

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2024年06月07日 15:35  ORICON NEWS

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卒業目前に思いを明かしたアンジュルム・佐々木莉佳子(C)ORICON NewS inc.
 ハロー!プロジェクト所属のアイドルグループ・アンジュルムの佐々木莉佳子が7日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAで、卒業記念フォトブック『girasol(ヒラソル)』(4日発売/小学館)の発売記念イベントを開催。報道陣向けの取材会では、19日に迎える卒業コンサートについても語った。

【全身カット】スカートふわり!透け感ある衣装で登場した佐々木莉佳子

 佐々木は、19日の横浜アリーナで行われる卒業公演をもって、アンジュルムおよび「ハロー!プロジェクト」からの卒業を発表しているが、「本当に卒業するのかなとフワフワしている」と言い、「周りの人の方が卒業を実感していて、いろいろな言葉をかけてくれるんです」とうれしそうに語った。

 同書に収録されたインタビューでは、活動当初に父親から「負けているぞ」と言われたことで奮起したことも明かしているが、「お父さんも卒業が決まってから声をかけてくれることが多いんです」と語り、「自分の娘がこんなにキレイで誇らしいと。自分で言うのは恥ずかしいんですが(笑)」と照れ笑いを浮かべた。

 いまだ卒業の実感が湧かないと伝えながらも、「アイドル人生に終止符を打つと決めてから、この環境をありがたいと思えた」という佐々木。「誰しもがそうだと思うんですが、私も10年この立場でいさせていただいて、当たり前になってしまっていたと思う。すごく幸せな当たり前をいただけていたことがすごく幸せだった」としみじみ。

 現在開催中のラストツアーでは「地元の気仙沼にも行くことができましたし、メンバーもスタッフさんも“最後”というものを大切にしてくださっている。それもうれしいですね」と笑顔を見せ、卒業公演では「涙も流してしまうかもしれないですけど、最後の最後までみなさんの心をつかんでいたい」と意気込み、「そういう気持ちで演出も考えたので、当日の感情を大事にしつつ、みなさんの期待を上回るコンサートにします」と宣言した。

 卒業後の活動は「私の性格上、ここで具体的なことを言ってしまうと、そこに行きづらくなってしまう」と濁しながら「欲張りでいたいです。いろいろな欲を突き詰めていって、いろいろな自分を見せられればいいなと思っています」とし、「私はこの世界にしかいられないと思うので、表舞台からは消えないと思います。いつまでもみなさんの中にいて、パワーを与えられるような活動がしたいです」と力を込めた。

 今回のフォトブックのコンセプトは「まだ誰も知らない佐々木莉佳子」。まるで一緒に1日をすごしているかのような親密さあふれるビジュアルページに加え、メンバーとすごすリラックスした素顔を垣間見せるグループ卒業までの裏側ドキュメント、これまでの人生を振り返るロングインタビューなどで、その知られざる内面にも迫る。

 ビジュアルページの撮影では、グループとして何度もステージに立った思い出の地・中野を街ブラするひと幕も。リアルなすっぴんで撮影した甘い素顔から、男女問わずドキッとする色気を感じる表情まで、まだ見ぬ魅力を披露している。また、2021年より雑誌『CanCam』の専属モデルも務めている佐々木らしく、さまざまなファッションやメイクをまとった表現にも圧倒される1冊となっている。

 佐々木自身も同書について「アンジュルムとして10年、ハロー!プロジェクトの一員として11年になりますが、愛の“重み”を感じる1冊になったと思います」と誇り、「1兆点!!」と自己採点。「それくらい最高の一冊なので、いろいろな方に届いてほしい。届け!」と呼びかけた。


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