RIZAPグループ、SOMPOホールディングスと資本業務提携を締結　約300億円の資金調達

　RIZAPグループが7日、第三者割当の方法により、SOMPOホールディングスに対して普通株式29,069,767株（発行済株式数の4.87％）の割り当てを発表した。また、パーソナルジム「RIZAP」やコンビニジム「chocoZAP」を運営する子会社のRIZAP株式会社に対しても普通株式を割り当て、約200億円の払い込みを受ける（出資比率23％）。これによりRIZAPグループと子会社のRIZAP株式会社と合わせて約300億円の資金調達に至った。

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　また同資金は、chocoZAP事業における新規店舗の開設、既存店舗を含めたサービスの充実、会員数の増加等に向けた施策のための追加投資に見立て、同関連事業の拡大を主軸とした中期経営計画目標の達成に大きく貢献するものと考えている。

　RIZAPグループは、中長期的な成長の1つとして掲げている「ウェルビーイング事業」の実現に向け、SOMPOホールディングスとの資本業務提携に至った。同社のフィットネスや医療連携サービスと、SOMPOグループの保険・介護事業を通じ、双方の顧客が他方のサービスにアクセスしやすい環境を構築していく。

　長期的には、SOMPOグループの損保、生保、介護事業による約2500万人の顧客とデータ基盤、RIZAPグループのライフログデータや指導ノウハウなどを組み合わせ、顧客のニーズや健康状態に即した新サービスや新商品の研究開発、提供が行われる。心身ともに健康な生活が送れる社会の実現を目指し、多方面での協業を推進していく。