2023年にはトヨタGAZOO RacingからWECルーキーテストにも参加したジャック・ホークスワース ジャック・ホークスワースが、6月15〜16日のWEC世界耐久選手権第4戦で、ホセ・マリア・ロペスに代わってアコーディスASPチームの87号車レクサスRC F GT3をドライブすることが決まった。
バッサー・サリバンのRC F GT3を駆って2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権GTDプロ王者となったホークスワースは、木村武史、エステバン・マッソンとともに、フランスの耐久クラシックにデビューを飾ることになる。
これは、本来87号車をドライブするはずだったロペスが、マイク・コンウェイの自転車事故での負傷により古巣のトヨタGAZOO Racingへと召集、7号車トヨタGR010ハイブリッドをドライブすることになったため、ホークスワースがその空席を埋める形になったもの。
ウェザーテック選手権、インディカー、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、ファナテックGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ/スプリント・カップでの活躍を含むキャリアの中で、ホークスワースがル・マンに参戦するのは今回が初めてだ。
33歳の彼は、今週末のIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジにハットリ・モータースポーツから参戦し、中山雄一とともにトヨタGRスープラGT4 EVO 50号車を運転する予定だった。
代わりに、そのシートを埋めることになるのは、パーカー・トンプソンだ。彼は昨年7月にカナディアン・タイヤ・モータースポーツパーク戦に一度だけ出場して以来、初めて同シリーズに復帰する。