イ・ジョンジェ『スター・ウォーズ:アコライト』“相互理解”の大切さを実感

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2024年06月08日 07:00  ORICON NEWS

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ソル(イ・ジョンジェ)=『スター・ウォーズ:アコライト』ディズニープラスにて配信中(C)2024 Lucasfilm Ltd.
 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で5日から配信が始まったオリジナルドラマシリーズ『スター・ウォーズ:アコライト』。『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』の約100年前の物語で、ジェダイ・マスターのソルを演じた韓国俳優イ・ジョンジェが、オンラインで取材に応じた。

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 大ヒット韓国ドラマ『イカゲーム』(2021年)で主演を務め、「第74回エミー賞」(22年)でアジア人初の主演男優賞を受賞し、世界的な俳優となったイ・ジョンジェ。その後、間もなく『アコライト』への出演が明らかになり、スター・ウォーズ俳優の仲間入りを果たした。

 「一度でいいからハリウッド映画に出てみたい、と思ってはいたけれど、それほど大きな期待を抱いていたわけでもなかったですし、そのために何か努力をしていたわけでもなかったんです。まさか、自分がスター・ウォーズ作品に、しかもジェダイ役をいただけるなんて、本当に夢にも思っていませんでした」。

 本作でイ・ジョンジェが演じるソルは、強力なフォースの使い手で、多くのジェダイを育てるジェダイ・マスター。「戦闘経験豊富であり仲間たちとの友情をとても大切にする人物で、作戦に参加するときは自分の任務を最大限果たそうと努力する、とても責任感の強いジェダイです」。

 せりふはすべて英語だが、「せりふの暗記そのものはそれほど難しいことではないんです。それなりに時間をかけたり、何度も読んだりして、覚えようとすれば自然に頭に入ってくるのですが、発音は簡単ではなかったです。撮影中は、ダイアログコーチが2人、英語の先生が2人、計4人に助けていただきました。熱心に教えてくださり、私も楽しめました」。

 撮影現場の雰囲気もとても良かったそうだ。「幸いなことに皆さん、すごく良い人たちで、ユーモアのある方々ばかりだったんです。撮影に入る前のトレーニングキャンプですぐ打ち解けて、撮了日まで和やかな雰囲気で撮影することができました。スタッフの方々も肉体的に大変なこともあったと思うのですが、ユーモアを失わずに取り組んでいました。たくさんの人が参加していた現場でしたが、まさに一丸となっていた非常に理想的な雰囲気の現場だったと思います」。

 1作目『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソード4)』(1977年)から多くのファンに愛され、普遍的なメッセージとテーマを伝え続けてきた「スター・ウォーズ」の世界。『アコライト』にもたくさんのテーマやメッセージが含まれている。

 「私が一つ挙げるなら、“相互理解”。お互いの価値観、人間性、考え方、気持ちなどを理解し合うことでより良いコミュニケーションが生まれる。それでこそ平和な関係を築くことができると思います。『スター・ウォーズ』は長きにわたってたくさんのファンを魅了してきました。『アコライト』もこれまでの作品と同様にたくさんの方に愛されるといいなと思っております」。

■『スター・ウォーズ:アコライト』

 銀河に多くのジェダイが存在する黄金期で、戦争もなく平和に包まれていた“光”の時代に、ある日突然、一人のジェダイが殺害されたことから物語は始まる。ジェダイが守る平和な時代は「“偽り”だ……」とささやく何者かによってジェダイが狙われはじめ、ジェダイ・マスターのソルはその事件の真相を追うことに。その中でかつての弟子であるメイと再会。彼女はフォースと短剣を武器にジェダイたちに襲い掛かる。彼女の目的とは一体?
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