「9ボーダー」第8話 松下洸平“コウタロウ”の正体に「演じ分け、さすが」その本心にも注目集まる

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2024年06月08日 11:01  cinemacafe.net

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「9ボーダー」第8話(C)TBS
川口春奈が木南晴夏、畑芽育と3姉妹を演じる金曜ドラマ「9ボーダー」第8話が、6月7日に放送。松下洸平演じる“コウタロウ”の正体と記憶をなくした真相がついに判明、松下さんの演じ分けに「演じ分け、さすが」「こっちも好き」など絶賛が寄せられるとともに、その本心にも注目が集まっている。

本作は、それぞれのボーダー上にいる登場人物たちが人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリー。

実家の銭湯・おおば湯のリニューアル計画を進める次女・大庭七苗を演じるのが川口さん。松嶋朔に告白し、すっかり仲睦まじい雰囲気となった会計士の長女・六月役を木南さん、七苗の幼なじみ・陽太に告白し、やりたいことを見つけた三女・八海役を畑さんが演じ、記憶喪失のコウタロウを松下さん、松嶋朔を井之脇さん、七苗の幼なじみ・高木陽太を木戸さん。

3姉妹の弟・九吾を齋藤潤、彼女たちの父・五郎を高橋克実、バルの店主・辻本あつ子をYOUが演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
SNSに投稿した誕生日会の動画を見た人物から、「動画に映っているコウタロウが自分の兄に似ている」という連絡が…!

そんな中、「おおば湯リニューアル計画」も前進し、七苗が前職で手がけたレストランの系列店を新生おおば湯に出店するべく、八海が腕によりをかけたメニューの試食会が開かれることに。大庭家をはじめ、コウタロウや松嶋、陽太らが集う中、八海の携帯にメッセージが入り、八海はコウタロウを知る人物から連絡がきたことを明かす。

メッセージとともに送られてきたその人物との2ショット写真に写っているのは確かにコウタロウ。そして後日、“コウタロウをよく知る人物”が現れるーー。

コウタロウの実の名前は芝田悠斗、36歳。神戸出身で不動産会社勤務だという。DMを送ってきたのは、チェロ奏者をしている弟・尚希(中山翔真)だったが、その弟の代わりにおおば湯に現れたのは、“コウタロウ”こと芝田悠斗と婚約していた酒井百合子(大政絢)という女性だった。

悠斗は家族経営の不動産会社アーバンシティクロスの副社長で、百合子もそこで働いており、カリンという名の柴犬を飼っている。そして百合子が「紅茶をいただけますか?」というと、先週もザワついた「いつものオレンジペコ?」との言葉が再びコウタロウこと悠斗の口から飛び出す。

腕時計の8時30分のアラームは仕事モードのスイッチが入る合図。また、清澄白河市街地再開発プロジェクトに携わっていたことも分かる。オフィスを兼ねそなえた商業施設を清澄白河に建設する予定で、地元商店街との話し合いのために東京に来たらしい。

「最初に推理されてた通り」「やっぱり婚約者か」「オレンジペコは婚約者さんのお好み」「アラーム、再開発回収」「想像を越えた」など、驚きや納得の声が上がるとともに、“ブラックコウタロウ”ことデベロッパー・悠斗のスーツ姿には「演じ分け、さすが」「演技の幅すごい」「副社長カッコいい」「こっちも好き」といった声で盛り上がる。

序盤のコウタロウと七苗の陶芸デートに「松下洸平×陶芸という飛び道具」「陶芸上手すぎる」「八郎さんがろくろ回してる」など、松下さんがブレイクした朝ドラ「スカーレット」の八郎を思い出す視聴者で沸いたのも束の間、その後は怒涛の展開となった今回。

第1話以来の「陽炎」(Fukase Ver.)が流れる中、2人の思い出がフラッシュバックされ、コウタロウ/悠斗は過去の自分と向き合っていくが、「前の自分と今の自分のボーダー」を悩んで選ぶことが大事と話した松嶋に「もっと嬉しいかと思ってた」「寂しいです」とふとこぼす。

「コウタロウほんとに寂しそうな目してる」「コウタロウになったあとの性格、責任とか鎧を脱いだ素の悠斗の性格なんだろうなあ」「記憶をなくしたあとは、それまでとは全く違う人たちと関わってきたから…ほかの記憶喪失のドラマとはちょっと違う」といったコメントも上がり、悠斗が記憶をなくすきっかけになった事件当日の真相と自治会長の罪の告白があっても、「むしろコウタロウ、感謝してそう」「仕事が生き甲斐だった悠斗。手放して得たかった自分がコウタロウだったのか」と思いを深めるファンも。

一方、「一度神戸に行ってみる」というコウタロウ/悠斗に「帰って来なくていい」と背中を押す“七苗らしさ”が出てしまうと、「また強がり言った」「大丈夫じゃないのに大丈夫って…」と七苗の心情を理解する声が上がる。

その後、空港へ駆けつけるも結局間に合わなかった七苗に「ま、まさか間に合わない!」「こういうのって間に合うんじゃないの!?」との声が。果たしてハッピーエンドとなるのか、それはどんな形となるのか、引き続き期待を集めている。

【第9話】6月14日放送
家族のいる神戸へと帰るコウタロウを追って空港へ駆けつけるも、間に合わず会うことができなかった七苗。それでも諦めきれず、思いのままに夜行バスに飛び乗り神戸へと向かうが…。
そんなこととはつゆ知らず、家に帰り家族にも再会したコウタロウ。記憶は戻らないながらも百合子の献身的なサポートを受けて、副社長の仕事に復帰することに。一段落したら七苗の元へ帰る予定だったコウタロウは、七苗へそのことを伝えるもなぜか突き放されてしまう。さらに、百合子との結婚の話も進み、もどかしさを感じていた。

一方、七苗はコウタロウへの想いを誤魔化すかのようにおおば湯のリニューアル準備に打ち込んでいた。その様子を一同は気に掛けながらも、ついにおおば湯リニューアルオープンの日が訪れる。
そんな中、六月は松嶋から、ある決意を打ち明けられる。
金曜ドラマ「9ボーダー」は毎週金曜日22時〜TBS系にて放送中。




(シネマカフェ編集部)
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