小池栄子とスポーツ新聞“主演ドラマのPR”で発覚した、いまだに続く“冷戦状態”

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2024年06月08日 12:01  日刊サイゾー

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フジテレビ

 俳優の小池栄子と仲野太賀が、クドカンこと宮藤官九郎が脚本を手がける2024年7月期のフジテレビ系水曜午後10時枠のドラマ『新宿野戦病院』でダブル主演を務め、2人が初共演となることがを5月21日、各メディアが報じた。

 同ドラマは、新宿・歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」を舞台にした新たな救急医療エンターテインメント。小池はアメリカ国籍の元軍医ヨウコ・ニシ・フリーマン役、そして仲野は美容皮膚科の医師・高峰享役を演じ、その後、橋本愛、濱田岳の出演が発表されている。

「フジテレビにおけるクドカンのオリジナル脚本は『ロケット・ボーイ』(2001年)以来、23年ぶり。クドカンといえば今年1月期のTBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』が大ブームを巻き起こしたことが記憶に新しいが、フジはドラマ枠の視聴率がことごとく低迷しているだけに、今回のクドカン作品には並々ならぬ思い入れがあるはず。また小池と仲野といえば、共に演技派として知られているだけに、クドカンの脚本で交わることにより、どんな“化学反応”が起きてどんな作品になるかが、他局のドラマ班からも注目されている」(放送担当記者)

 各スポーツ紙やウェブメディアが小池と仲野のW主演&初共演を報じた中、あるメディアだけは、別のニュースを大々的に報じたのだ。

「その日、各スポーツ紙の中でスポーツ報知にだけはクドカンドラマのニュースが掲載されなかった。代わりに同紙が大々的に報じたのは、2018年に大ヒットした映画『カメラを止めるな!』(2017年)の上田慎一郎監督の最新作『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(11月公開)に俳優の内野聖陽が主演し、共演の岡田将生と“詐欺師タッグ”を組むというニュース。内野と岡田は仲野と同じスターダストプロモーションに所属しており、報知とスターダストの蜜月ぶりは有名で、通常であれば報知もクドカンドラマのキャスティングを報じるはず。だが、どうやら小池が個人的になのか関係者が気を遣ってか、報知に取材NGを通達。実は小池と同紙は長年にわたって“冷戦状態”が続いていた」(同)

 小池といえば、昨年10月期の日本テレビ系ドラマ『コタツがない家』に主演。そして報知といえば、読売・日テレのグループ傘下とあって、通常、同局の関連記事は大々的に扱っていたが、ウェブ版を検索してみても、同ドラマに関する制作発表会見など、記者が取材した記事は見当たらないが……。

「小池の夫は元プロレスラーの坂田亘氏で、現在は小池の所属事務所の社長を務めている。2人は5年にわたる交際を経て07年8月に結婚したが、報知は09年12月11日付の紙面に『小池栄子が坂田亘の金銭トラブルで離婚の危機』という見出しの記事を掲載した。当時の小池の所属事務所は、同紙との普段の付き合いもあることからそこまで問題視しなかったが、小池本人が激怒。事務所とともに同紙に対して計約2億8000万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求め、東京地裁に民事訴訟を起こした。そして13年12月末、地裁の裁判長は、直接取材もしていないとして、『円満な夫婦関係を維持する女優として高い好感度を得ていた小池さんの社会的評価を低下させた』と結論付け、報知新聞社に計330万円の賠償を命じ、判決は確定。以降、小池と同紙が歩み寄ることはなかった」(ベテラン芸能記者)

 15年前の記事の遺恨が、いまだ残っているのだ――。

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