INAC神戸が若手2選手の海外挑戦を発表! DF竹重杏歌理とMF天野紗の今季限りでの退団が決定

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2024年06月08日 13:42  サッカーキング

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INAC神戸レオネッサは8日、DF竹重杏歌理とMF天野紗のクラブ退団を発表 [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
 INAC神戸レオネッサは8日、DF竹重杏歌理とMF天野紗が海外移籍への準備のため、2023−24シーズンをもってクラブを退団することを発表した。

 2003年1月15日生まれの竹重は現在21歳。名古屋FCルミナスから日ノ本学園高校を経て、2021年にINAC神戸レオネッサに入団。ルーキーイヤーはWEリーグで16試合に出場し、同リーグ優勝も経験。在籍3年間でクラブ公式戦通算51試合に出場し3得点を記録している。

 海外挑戦に伴い、INAC神戸レオネッサを退団する竹重はクラブ公式サイトにて、コメントを残している。

「このたび、海外挑戦をすることを決断しました。はじめにスポンサー企業の皆様、いつも多大なるご支援をありがとうございます。そして、高校卒業してからの約3年半、未熟な私を支えてくださったクラブ、ファン・サポーターの皆さんありがとうございました。INAC神戸入団とともにWEリーグが始まり、皆さんとプロリーグ初年度からの3シーズンを共に闘ってこられたことをとても嬉しく思います。また、INAC神戸でプロという新しい景色と世界を感じ、多くのことを学ばせていただきました。その中で私は個人として、もっと強くなりたい、海外の選手と戦えるようになりたいと思い始め、海外移籍を決断しました。子供の頃に描いた夢の実現のため、海外挑戦というまた新しい世界で、人としても成長していきたいと思います。これまで支えてくださった皆さん、たくさんのあたたかい言葉、応援、ありがとうございました。たくさん励まされ、勇気をもらいました。この思いは、成長した姿で恩返ししたいと思っています。心からありがとうございました」

 2004年2月18日生まれの天野は現在20歳。2022年にINAC神戸レオネッサの育成組織からトップチーム昇格を果たすと、今シーズンは公式戦22試合に出場し皇后杯優勝にも貢献。また、各年代の日本女子代表にも選出された経歴を持っている。

 海外挑戦に伴い、INAC神戸レオネッサを退団する天野はクラブ公式サイトにて、コメントを残している。

「今シーズンでINAC神戸を退団いたします。中学校入学から約8年間、INAC神戸レオネッサのエンブレムを背負って戦うことができて、とても幸せでした。アカデミー入団後すぐに、テレビで観ていたなでしこジャパンの選手が目の前で練習している姿は、今まで明確な目標がなかった自分に大きな夢を与えてくれました。ホームゲームの運営時に間近でトップの選手のプレーを見ることができて、自分もこういう選手になりたいと思い、毎日必死に練習をしてきました。INAC神戸では素晴らしい環境のもと、素晴らしい仲間とスタッフの方々との出会いがあり、たくさんの経験をさせていただき、ここまで成長することができました。家族をはじめ、どんな時でも温かい声援を送って下さるファン・サポーターの方々、スポンサー関係者の皆様、多くの方々に支えられて、大好きなサッカーに集中できる日々を送ることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。次は自分が夢を与えられる人になれるよう、さらなるステップアップをしていきたいと思います。ありがとうございました。そして、これからも応援よろしくお願いいたします。INAC神戸で皆さんと共に戦い、プレーできた日々は宝物です。今までもこれからもずっとINAC神戸が大好きです。9日のファン感で皆さんにお会いできることを楽しみにしています!」

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