キャサリン皇太子妃「トゥルーピング・ザ・カラー」のリハーサル欠席を謝罪 署名入りの手紙が公開される

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2024年06月09日 10:31  Techinsight Japan

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2023年、アイリッシュガーズ大佐として敬礼を受けるキャサリン皇太子妃。今年の「トゥルーピング・ザ・カラー」のリハーサルには出席できなかった(『The Prince and Princess of Wales Instagram「It is a true honour to be Colonel of the @irishguards
キャサリン皇太子妃が、近衛歩兵連隊アイリッシュガーズに手紙を送り、「トゥルーピング・ザ・カラー」の最終リハーサルに出席できないことを謝罪した。皇太子妃はアイリッシュガーズ大佐を務めているが、がんの治療中であるため「大佐の視察」を行うことができなかった。アイリッシュガーズの公式SNSは、リハーサル当日の朝に受け取った手紙を公開している。

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バッキンガム宮殿は現地時間5月30日、キャサリン皇太子妃が6月8日に行われる「大佐の視察(Colonel’s Review)」に欠席することを正式に発表した。

「大佐の視察」は、15日に開催されるチャールズ国王の公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」のリハーサルにあたり、祝賀祭でパフォーマンスをする王室師団の兵士や馬の優秀さについて最終的な審査を行うものだ。

キャサリン皇太子妃は2022年、ウィリアム皇太子から近衛歩兵連隊アイリッシュガーズの大佐の役職を引き継いだ。

通常であれば、大佐である皇太子妃が今回のリハーサルを視察する予定だったが、3月にがんの治療中であることを公表し、回復するまで王室公務は休むことになった。そのため今回は、ジェームズ・バックナール中将が皇太子妃の代理として視察官を務めることになった。

そんな皇太子妃がアイリッシュガーズに手紙を送り、最終リハーサルに出席できないことを謝罪していたことが明らかになった。

アイリッシュガーズの公式Xは現地時間8日、「アイリッシュガーズは今朝、大佐であるウェールズ公妃殿下から手紙を受け取り、深く感動しました。妃殿下のご回復をお祈りするとともに、心からのお見舞いを申し上げます」と記し、皇太子妃から届いた手紙を公開した。


ケンジントン宮殿のレターヘッドが付いた手紙には「『大佐の視察』と『トゥルーピング・ザ・カラー』に先立ち、私が連隊全員をどれほど誇りに思っているかをお伝えしたいと思います」と記され、こう続いている。

「今年の『トゥルーピング・ザ・カラー』に参加する全員が、何か月も練習を重ね、統一性や演習を完璧なものにするために何時間も費やしてきたことに感謝します。」

「みなさんの大佐であることは大変な名誉ですが、今年の『大佐の視察』で敬礼できないことを本当に申し訳なく思っています。連隊全員に私からのお詫びを申し上げます。」

そして「近いうちにまた、みなさんの代表を務めることができることを願っています。みなさんの幸運とご多幸をお祈りします」と締めくくった。

文書の下には皇太子妃の手書きで、アイリッシュガーズのモットーである「Quis Separabit(誰が私達を引き離そうというのか)」の言葉と、「Colonel Catherine(キャサリン大佐)」の署名が記された。


公式Xの別の投稿では、アイリッシュガーズの連隊員の前でキャサリン皇太子妃の手紙が読み上げられる動画が公開された。手紙を読み終えると、連隊員からは大きな拍手が巻き起こった。



画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「It is a true honour to be Colonel of the @irishguards,」「Well done to @irishguards and everyone involved preparing for Trooping the Colour at this year’s Colonel’s Review.」』『Irish Guards X「The Irish Guards were deeply touched to receive a letter from our Colonel,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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