金利0.75%の定期預金に300万円を4年間預けたら、4年後の利息はいくら?

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2024年06月09日 21:21  All About

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皆さんからのちょっとしたお金の疑問に専門家が回答します。今回は、300万円を4年間、金利0.75%の定期預金に預けた場合の利息についてです。
お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人も多いのではないでしょうか。皆さんからのちょっとしたお金の疑問に専門家が回答します。

今回は、300万円を4年間、金利0.75%の定期預金に預けた場合の利息についてです。

Q:金利0.75%の定期預金に300万円を4年間預けたら、4年後の利息はいくら?

「ある定期預金に預け入れを検討しております。金利0.75%の定期預金に300万円を4年間預けたら、4年後の利息はいくらになりますか?」(匿名希望)

A:税引き前の利息は9万円になります

もし300万円を、金利0.75%の定期預金に4年間預けると、税引き前の利息は9万円、税引き((所得税+復興特別所得税)+住民税=20.315%)後の利息はおよそ7万1717円となります。

日本経済は、マイナス金利の影響で低金利が続いておりましたが、2024年3月にマイナス金利が解除され、直近の長期金利は上昇傾向になりつつあります。銀行によっては、金利がお得になる定期預金のキャンペーンも実施しています。定期預金は、預金保険の対象ですので、1000万円までの元本とその利息まで保護されます。

今まで使ったことのない金融機関の場合、新規での口座開設やお金を預け入れする手間がかかりますが、できるだけ金利の高い定期預金に預けたいものですね。

大手都市銀行の4年物の定期預金の金利は年0.15%ですので、もし、こうした定期預金に300万円を4年間預けると、税引き前の利息は1万8000円、税引き後の利息は約1万4344円です。調べてみると、キャンペーンなどで高い金利で預け入れできる銀行もありますので、ご自身で探してみてはいかがでしょうか。

高金利の銀行にお金を預けることができれば多くの利息を受け取れますが、定期預金は、原則、期日(満期)までは引き出しできない預金です。途中解約してしまうと、普通預金の金利となり、金利が下がることがありますので注意しましょう。

最後に、受け取れる利息については、定期預金の利息を計算できるツールが金融機関のホームページなどで紹介されていますので、利用してみてはいかがでしょうか。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)

都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
(文:All About 編集部)

このニュースに関するつぶやき

  • いくらになるかより、定期で0.75%でやってる銀行を教えてほしい。
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