ある人物の裏切りが発覚、「信じたい」の声上がる…「アンチヒーロー」9話

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2024年06月10日 10:01  cinemacafe.net

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「アンチヒーロー」第9話(C)TBS
長谷川博己がアンチな弁護士の主人公を演じる「アンチヒーロー」の9話が、6月9日に放送。ある人物の裏切りに対し、「信じたい」などの声が上がっている。

長谷川博己が主演を務める本作は、手段を問わず冤罪事件の真実を追求する弁護士の姿を描いた物語。正義とは何かを視聴者に問いかける作品になっている。弁護士・明墨を長谷川博己、同僚弁護士・赤峰を北村匠海、紫ノ宮を堀田真由、パラリーガル・白木を大島優子、青山憲治を林泰文、東京地検の検察官・緑川を木村佳乃、検事生・伊達原を野村萬斎、死刑囚の志水裕策を緒方直人、志水の娘・紗耶を近藤華、明墨のかつての同僚・桃瀬を吹石一恵が演じている。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
12年前の糸井一家殺人事件における、唯一の冤罪の証拠だった動画が伊達原(野村萬斎)によって消されてしまう。

赤峰(北村匠海)と紫ノ宮(堀田真由)は独自の視点で12年前の事件を洗い直し――というのが9話の展開。

赤峰は、桃瀬の実家を訪ね、新たに資料を手に入れる。さらに志水の元を訪ね、彼の書いた日記を受け取るのだった。そこには、取り調べ中に刑事から被害者の症状として嘔吐と下痢に加えて「眼瞼下垂に弛緩性麻痺」があったと言われたことが書かれており、それは事件で使われたとされるタリウムでは起きない症状だった。そこでそれらの症状が出る毒を調べた結果、「ボツリヌストキシン」の症状に似ていることが判明。桃瀬の遺した資料にも「ボツリヌストキシン」にチェックがつけられており、そこには医師への疑いの言葉も書かれていた。

その後、紫ノ宮は面会拒否を続けていた父・倉田(藤木直人)を明墨と共に訪ねる。そしてそこで、自分を世間の目から守るために父が隠蔽に加担した事実を知るのだった。真実を話さず退席しようとする父に「ふざけないで。あたしの将来が何? そんなのどうだって良い。志水さんは冤罪でいつ死刑になるかわからない状況にいるんだよ。人の命より大事な将来って何なの?」と言う紫ノ宮。志水のノートを見せ、そこに綴られた娘に会いたいという志水の思いを伝える。そして倉田もついに口を開くのだった。

そんなやりとりにSNSでは「今回の紫ノ宮飛鳥、明墨正樹、倉田功の3人の面会室のシーンすごく重厚だったな」や「倉田×紫ノ宮の親子対峙しびれた」、「今回正義という軸が全面だけど、父子もあるなぁ。しかも、ガラス越しにある親子。志水さんと紗耶ちゃん。倉田刑事部長と紫ノ宮さん。娘を思い、やっていないことをやったといい、見つけたものを見つけなかったことにする。娘を守る方法が違うことを、娘たちが伝えているのもそう」などの声が。

その後、白木(大島優子)が事務所に保管してあった緋山の作業着を伊達原の元へ持ち込んだことで、明墨は逮捕。赤峰と紫ノ宮に全てを託し、連行されていく。そんな一連の展開に「白木の裏切りは明墨の指示で見せかけだと信じたい」や「伊達原を引きずり出すための大博打?」、「赤峰と紫ノ宮のコンビに期待」などの声が上がっている。

【第10話あらすじ】

明墨(長谷川博己)を証拠隠滅罪に問う裁判が始まる。担当検事は伊達原(野村萬斎)。法廷で因縁の対決が繰り広げられる。12年前の事件、志水(緒形直人)の冤罪は証明されるのか――。
「アンチヒーロー」は毎週日曜21時〜TBS系にて放送中。




(シネマカフェ編集部)
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