グアルディオラ監督、バルサ復帰の可能性は「閉ざされている」 シャビ解任劇やカンセロ、B・シルヴァの去就についても言及

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2024年06月11日 00:12  サッカーキング

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古巣バルサ復帰を否定したグアルディオラ監督[写真]=Getty Images
 マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、自身の古巣であるバルセロナなどについて語った。10日、スペインメディアの『スポルト』などが報じた。

 グアルディオラ監督はゴルフ大会の事前記者会見に登壇。記者から将来的にバルセロナで再び指揮を執る可能性があるのか問われると、「(可能性は)閉ざされている。もう年を取ってしまったんだ」と答え、古巣復帰の可能性を明確に否定した。

 そして、今季のバルセロナの監督交代劇に関して質問が及ぶと、グアルディオラ監督は「私はマンチェスターから状況を見ていた。私はバルセロナにいないし、中にもいないので話すことはない。一連のプロセスを知らないからね。私は、シャビとハンジの幸運を祈っている」と話し、踏み込んだ意見を語ることを避けた。

 また、バルセロナの監督として一時代を築いた自身との比較がシャビ氏を苦しめたのではないかと問われると、 グアルディオラ監督は「確かなことは、シャビに何かが起こっていたとしても、それは私の責任ではないということだ。私は何年もバルサから離れていたから、私が(シャビ氏を苦しめた)容疑者ということにはならないよ」と語り、自身の存在がシャビ監督に悪影響を与えたという見方を否定。

 続けて、来季のバルセロナについて「スタイルと戦術は選手たちによって決まる。バルサにはプレー可能なスタイルがたくさんある。選手たちは大きな才能を持ち、とても若い。彼らには時間を与えなければならないよ」と記者団に忍耐を求めたうえで、スペイン代表DFパウ・クバルシや同代表FWラミン・ヤマルなど下部組織 “ラ・マシア”出身の選手たちへの期待を示した。

 さらに、グアルディオラ監督はマンチェスター・シティからの期限付き移籍でバルセロナでプレーしたポルトガル代表DFジョアン・カンセロについて、「もしクラブ間合意に達しなければ、カンセロはマンチェスター・シティに戻らなければならない。しかし、もし彼がバルセロナへの残留を望み、ふたつのクラブが同意すれば、バルセロナへのレンタル移籍が再度行われるだろう」とコメント。バルセロナへのレンタル延長の可能性があることを示唆した。

 一方、来季バルセロナ加入が噂されるポルトガル代表ベルナルド・シルヴァの去就については、「それはバルサの強化部に質問すべきだよ。この件は何度も話題になった。しかし、実際にはバルセロナからマンチェスター・シティに何の連絡も届いていないんだ。彼は我々にとって必要不可欠な選手だから、残ってくれることを願うよ」と、同選手を巡る状況を説明した。

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