ひろゆき氏、“トランスジェンダーの権利”に持論 「女性の権利を守るのは、誰がやるのですか?」

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2024年06月11日 04:20  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

2ちゃんねる創設者で実業家の西村博之(以下、ひろゆき)さんが8日、自身のYouTubeチャンネルで生配信を実施。

“トランスジェンダーの権利”に声を上げている人へ持論を展開しました。

【動画】声をあげる女性に対して「この人たちは何も考えていないのだな、と思ってしまう」と苦言

 

■「誰かの権利を増やすというのは…」

2004年以降、日本ではトランスジェンダーが法律上の性別変更を希望する場合、断種手術(生殖腺除去)を受けないと、戸籍上の性別を変えることができませんでした。しかし2023年10月、最高裁判所大法廷は断種手術を課す国内法を違憲と判断したことが報じられています。

「トランスジェンダーの権利を守ろう」という声が増えていることについて、ひろゆきさんは「誰かの権利を増やすというのは、結果として誰かの権利を減らすということ」と切り出し、今年4月に米オレゴン州ユージーンで開催された高校陸上競技選手について触れました。

 

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■トランスジェンダーが優勝し物議

今年3月、世界陸連は“国際大会”においてはトランスジェンダーの女性が女子カテゴリーに出場することは禁止にすると発表していますが、今回の“高校陸上”競技・女子200メートルで優勝したのは、出生時の性別が男性のトランスジェンダー。

そのため、会場では「フェアじゃない」「なぜ女子選手たちの親やコーチが声を上げないのか」とブーイングが巻き起こる事態に。

アメリカスポーツ医学会は、スポーツに関しては男子の場合、成人になってからホルモン治療を受けたとしても、女子よりも生物学的に有利とされているとの言葉もあり、さらに物議を醸しました。

 

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■「生物学的に女性の権利が失われている」

ひろゆきさんは、アメリカでは大会でいい成績を収めると奨学金がもらえるなどのメリットを説明。

トランスジェンダーは、性別が戻ることもあるため「奨学金がほしい。でも男性の大会に出ると3位以内に入れないけど、女性の大会に出たら勝てる」とトランスジェンダーとして大会に出て、入学後に「男性です」と申告することも可能だと話します。

その上で「“トランスジェンダーの権利”というのを守ったことによって、誰の権利が失われたかというと、生物学的に女性の権利が失われている」と語りました。

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■女性の権利を守ること「誰がやるのですか?」

また、ひろゆきさんは「“トランスジェンダーの権利を守ろう”と言っている女性の人たちを見てると『この人たちは何も考えていないのだな』と思ってしまうんですよね」と持論を展開。

つづけて「じゃあ“女性の権利を守る”というのは、誰がやるのですか?」「女性の権利や地位とかポジションというのを、どんどん女性が減らしているという構造に見えるんすよね」と伝えます。

さらに「トランスジェンダーの権利を守れって言ってる人って、女性に多いですよね。なんなんだろうね」と皮肉まじりに語りました。

 

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■1:55:07〜

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(取材・文/Sirabee 編集部・冬野 とまと)

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  • 女子競技単体では確かに女子の活躍する場が減る。しかし、逆に生まれた時に女子で、「女子枠で」という制限の無い正真正銘の世界一になりたい女子とっては、男子枠
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