老人ホームで死亡が確認された74歳女性、葬儀場で息を吹き返しスタッフ驚愕(米)

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2024年06月11日 05:10  Techinsight Japan

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入居していた老人ホームで、74歳女性の死亡を医師が確認した。遺体は葬儀場へ運ばれたが、のちに女性が息をしていることが判明した(『People.com 「74-Year-Old Woman Pronounced Dead Found Breathing in Funeral Home」』より)
米ネブラスカ州の葬儀場で今月3日、スタッフらが遺体を移動させていたところ、息を吹き返したという驚きのニュースが届いた。地元の保安官は「31年間のキャリアで初めてのことです」と珍しいケースであると話しており、息を吹き返した女性は病院で治療を受けたものの、同日に再び死亡が確認されたという。米ニュースメディア『People.com』などが伝えた。

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米ネブラスカ州ランカスター郡保安官事務所は今月3日、同郡リンカーンにある葬儀場「Butherus-Maser & Love Funeral Home」から「遺体が息を吹き返した」という通報を受け、現場に急行した。

息を吹き返したのは、同郡ウェイバリーの老人ホーム「The Mulberry at Waverly」に入居し、ホスピスケアを受けていたコンスタンス・グランツさん(Constance Glantz、74)だった。午前9時44分、コンスタンスさんは同老人ホームで死亡が確認され、遺体は葬儀場に運ばれた。

しかし午前11時43分、葬儀の準備をしていたスタッフはコンスタンスさんが息をしていることに気付き、「緊急事態が起きた」と通報した。スタッフがコンスタンスさんに心肺蘇生を施し、救急車が到着すると近くの病院へ運ばれた。病院で治療が行われたが、同日午後4時に再びコンスタンスさんの死亡が確認された。

ランカスター郡保安官事務所のベン・ハウチン主任副保安官(Ben Houchin)は、記者会見で「非常に珍しいケースです。31年間この仕事をしていますが、このようなことは一度もありませんでした」と話した。


捜査によると、最初にコンスタンスさんの死亡が確認された際には医師の確認があり、死亡診断書に医師のサインも残されていたという。また葬儀場スタッフが、息をしているコンスタンスさんを発見する前には、少なくとも1人の看護師が遺体のそばにいたことが明らかになった。遺体搬送の際には最低2人のスタッフが立ち会わなければならないというが、今回何人が立ち会っていたのかは分かっていない。

現在はコンスタンスさんの検死が行われているが、同保安官事務所は、現時点で老人ホーム職員による犯罪行為はないとみている。検死の結果が出るまでには数週間かかると言い、その後に報告書が作成されるという。

ベン主任副保安官は、「事件の詳細を明らかにするため、現在も捜査を継続しています」とコメントした。

このニュースを見た人々からは、「信じられない」「この女性の死亡判定に関わった人は解雇するべきじゃない?」「裁判を起こすべきだね」「こんなニュースを見たのは今年で2回目だよ」「自分の身に起きたらと思うと怖い」「死亡判定に新しいガイドラインが必要なのかも」などと様々な声があがっている。

ちなみに今年1月にはインドで、死亡宣告された80歳男性が救急車に乗せられて走行中、道路のくぼみによる衝撃で息を吹き返していた。

画像は『People.com 「74-Year-Old Woman Pronounced Dead Found Breathing in Funeral Home」』『NDTV 「‘Dead Man’ Comes Alive After Ambulance Hits Pothole In Haryana: Family」』『Indiatimes.com 「Dead Man Alive: 40-year-old Comes Back To Life After Spending 7 Hours In A Mortuary Freezer」(TOI)』『Metro 「Man pronounced dead filmed moving in body bag after motorbike crash」(Picture: CEN)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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