『墜落JKと廃人教師 Lesson2』主演の橋本涼、続編決定の知らせは5人の番組の打ち上げ時 「メンバーに祝ってもらえたのがうれしかった」【インタビュー】

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2024年06月11日 06:01  ORICON NEWS

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『墜落JKと廃人教師Lesson2』より(C)「墜落JKと廃人教師」製作委員会・MBS 
 橋本涼が主演、高石あかり(※高=はしごだか)がヒロインを務めるMBS/TBSドラマイズム枠『墜落JKと廃人教師 Lesson2』(MBSでは毎週火曜 深0:59〜/TBSでは毎週火曜 深1:28〜)」が6月18日から放送を開始する。11日深夜からは、灰仁と扇言の実況と共にこれまでのストーリーを振り返る「episode0」(特別総集編)が放送されるなど、同作への期待値が高まる中、主演の橋本、ヒロインの高石に作品に対する熱い気持ちを聞いた。

【場面カット】互いに背中を向け合う扇言と灰仁

 同作は2017年7月より『花とゆめ』(白泉社)で連載中のsora氏作・同名コミックを実写化。ニコチン中毒でギャンブル好きで金欠、教師とは思えないギリギリ行動を連発する典型的な“ダメな大人”で、生徒からは「灰仁(廃人)」と呼ばれ、なめられている物理教師・灰葉仁を橋本、成績優秀だがネガティブな女子高校生・落合扇言を高石が引き続き演じる。

 そして、Lesson2からの新キャストとして、扇言の兄・落合詞(おちあい・つかさ)役に、楽駆が決定。灰仁と扇言の出会いの鍵を握る重要人物として、ドラマに新たなスパイスを加える。詞の登場によって明かされていく、灰仁と扇言にまつわる知られざる過去も見どころとなる。

――続編が決まった感想
橋本:(続編が)決定したことをちょうど5人の番組の打ち上げ中に聞いたんですよ。だから、メンバーの前でマネージャーさんが『Lesson2決まったよ』と教えてくれたので、メンバーに『やったー!』と、祝ってもらったのがうれしかったですね。Lesson1が終わった時に『(続編)やりたいですね』と話していたので、実際にできそうって聞いた時に一つ自分の夢がかなったなという感じがありました。すぐに原作を読み返して、どのシーンやるのかなと1つ1つ理解しました。

高石:Lesson1のタイミングで、カプセル動画というか、橋本さんとスタッフさんたちともし本当に続編があったらっていう気持ちで動画を撮ってみようって。そこで撮ったものを今回出せたんです。出したタイミングも本当にうれしかったですし、コメントを読むと私が待っていた以上に待ってくださっている方たちが本当に多くて、やっとその皆さんの思いに応えられる瞬間がすごくうれしかったです。

――Lesson1から続いて共演する方たちとの再会の感想は
橋本:村上(健志)さんは久しぶり感が本当になかった。クランクインの時も、『じゃあお願いします』みたいな感じでした。前回のクランクアップから1週間ぐらいで撮っているんじゃないかというぐらいのテンション。全てにおいてずっと継続してたいたなっていう気持ちがありました。かずにゃん(田村海琉)に関しては。彼自身も舞台を結構経験している中で、すごく芝居を楽しんでくれていて、先輩としてそれがうれしかったです。

高石:田村さんは大人の雰囲気もありつつ、優しい心みたいな純粋な部分は本当に変わってなくて。(橋本の)1週間くらいっていうのは私も分かります。毎日のノリみたいなものが継続していた。あと新しく変わった部分は本当に見ていただけたらわかると思いますが、大きくレベルアップしてすごく幅が広がったと思います。

――扇言の兄役の新キャストに決まった楽駆さんの印象は
高石:お兄ちゃんの役が紙袋をずっと被っていて、言葉も一言も発さないので、目だけしか見えない。そこでのお芝居が多かったので目での芝居を感じ取りながらという不思議な新鮮な撮影でした。

橋本:楽駆さんはすごく優しくて。撮影が進むにつれて男2人で話もしていたんですが、そこでの話が面白くて。扇言とお兄ちゃん、ちょうど二人の間にいる芝居が楽しかったです。

――前作の反響をどう感じていたか
高石:撮影中に1話が放送されていて、直に『TVer(ティーバー)のお気に入りが何万いったぞ!』とか本当にリアルタイムで感じていたので、ここが反響がいいんだなと感じながら撮影するのは不思議で新鮮でした。皆さんの声のおかげで頑張れました。

――同じ役を演じることについて感じたことは
橋本:久しぶり感はなく、芝居も1週間後ぐらいのテンション。本読みをさせてもらった際、『前回こうだったよね』みたいな話ができて、今回はどうしようかと。そういうことを真剣に話し合ったんですけど、すごく楽しかったですね。

高石:続編が決まり、原作を読ませてもらって、その後にLesson1の映像を見た時に、1年で自分の中で変わっている部分がありました。もっと扇言をこうしたいって欲が出てきたんです。でも、その1とのギャップに、自分の中でちょっとした葛藤がありました。枝(優花)監督がすごく優しい方なので、少しずつ少しずつ折り合いをつけていきながら、撮影初日に『これだ!』って思ったタイミングがありました。前回もすごく好きですけど、もっと好きな扇言が演じられているのかなとは思っています。

――監督が変わったことでの前作との違いは
高石:違います(笑)。監督がSNSでビジュだけは本当に約束させてくださいみたいなことを言っていたんです。本当に人間を美しく撮るスペシャリスト。見ていただきたいですし、一瞬で分かると思います。これちょっとすごいかもなって。撮影しているときに違和感がなかったので、映像を見たときに違いに驚きましたね。

橋本:2人の夫婦漫才感が面白いと思うんですけど、そこはLesson2も変わってなくて。ただ、2人の世界観を枝監督が撮ってくれている。

高石:見た時により漫才感が強く、お互い鋭くなっている感じはしました。阿吽(あうん)の呼吸ではないですが、お互いのテンポが分かってきて、枝監督はすごく心情を大切にしてくださる方なので、見た目ではなくて中身をすごく捉えてくれていました。教卓を囲んでのシーンで、本当はセリフがなかったんですけど、橋本さんが『校長先生って言ったら面白いかもしれないですね』とアドバイスをくれて、やってみたんです。

橋本:それを枝監督が使ってくださった。あの場面が使われたのはうれしかったです(笑)。

――2人の今回の見どころは
高石:1話からのちょっとした伏線で、互いに何か思っているなというのが表情などが多々あります。枝監督が心を描いてくれているのもそうなんですが、今回の話の内容的に2人の抱えているものが1話から見えてくるだけでなく一人ひとりのキャラクターの心がより見えてくると思います。そこはしっかり捉えていただいて最終話に向けて見てほしいなと思います。

橋本:Lesson1が2人の出会いを描いていて、Lesson2はそういう関係があったからこそ、お互いの思っていることが言える関係ができたあとの部分を見てもらえれば、世界観により入れると思います。

高石:扇言と灰仁がお互い積極的。先生のグレ度も変わってきますし、それに返す扇言の返事もまたちょっと変わってくるのでそこは楽しみにしてもらえたらと思います。
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