年収500万円で資産3100万円「オルカンは早く購入すればするだけリターンが大きくなる」33歳男性の新NISA戦略

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2024年06月11日 06:10  All About

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All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は群馬県に住む33歳男性の積立投資エピソードです。
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

33歳・年収500万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は群馬県に住む33歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人、妻、子ども

金融資産

年収:本人500万円(配偶者の年収は不明)
金融資産:現預金1600万円、リスク資産1500万円

リスク資産の内訳

・日本株:1200万円
・投資信託:5万円※2024年2月時点
・その他不明

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/新NISA(つみたて投資枠):2024年1月から

新NISAがスタートした2024年1月から、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の積立投資を始めたという今回の投稿者。

投資額は「4万5000円で開始。毎月3万円程度を積み立てる予定」とのこと。

運用実績については「元本約4万5000円→運用益込4万7269円」と、開始から1カ月でプラスのリターンを得られている様子です。

「投資してまだ1カ月程度ですが、上がったり下がったりを繰り返しながら徐々に上がっている印象です。現在は約4%の値上がりをしている状況で、上がる勢いの方が強い印象があります」と投稿者。

「多くの人に選ばれている投資信託を購入しているので、早く購入すればするだけリターンは大きくなると考えています」と全世界株式を評価し、「もちろん元本割れになるシーンもありましたが、投資している全世界株式では国や業種に関するリスクが最大限分散されているので、個別銘柄と比較して大きく下がる不安は少ないです。不安が少ないからこそ元本割れのタイミングでも売らずにホールドできていると感じます」と説明されています。

33歳・年収500万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「NISAで非課税で投資できる事。毎月投資にお金を回す習慣ができた。ニュースを見る時の当事者意識が湧くようになった」とコメント。

これから積立投資を始める人には「良い銘柄に継続的に投資する事が重要。あれこれ考えずまず始めてみて、良ければ継続、悪ければ中断で良いと思います。投資でリターンを上げるにはできるだけ早く有望な銘柄を見つけて投資することだと思います」とアドバイスします。

今後の新NISAの投資戦略は「できるだけ早く枠を埋めようと考えています。つみたて投資枠に関しては全世界株式1本に絞って継続的に投資していき、成長投資枠に関しては競争力のある企業が割安になったタイミングでできるだけ多く投資する」と投稿者。

最後に注目すべき銘柄として、「例えば、JT<2914>はたばこ事業を独占的に行っていますが、この様な企業を探し、割安なタイミングで購入する事が重要と思います。東京電力ホールディングス<9501>も独占的なポジションで事業をしており、賠償金問題などはありますが、現在は割安な水準であると考えています」と、銘柄選びのコツも教えてくれました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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