事務職で貯めた資金を“整形”に投資、3年で総フォロワー数10万人突破「整形は“流行りの顔”にする手段ではない」

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2024年06月11日 08:30  ORICON NEWS

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顔の整形、豊胸でトータル500万円を費やした山崎もえさん(本人提供)
 SNS総フォロワー数10万人を超える人気美容インフルエンサーとして活動する山崎もえさん(@mmmmnyan23)。そんな彼女が突如、自身のビフォーアフター写真とともに整形を公表する投稿をし、話題となったた。その背景には高校時代の出来事があるという。整形をしたことでどうマインドが変化したのか、美容インフルエンサーとしての活動の裏側まで、話を聞いた。

【比較写真】「唯一鼻だけ触ってない」500万円で整形して10万人フォロワー激増、山崎もえさんのビフォーアフター

■中学卒業後に初整形 高校入学後「あの人整形だよ」と噂され…

――「私は豊胸でさえも包み隠さず公表する〜」という投稿に「整形前もかわいい」「素敵」などの反響がありました。なぜ整形を公表されたのでしょうか。

【山崎もえ】私が人生で初めて整形したのは中学卒業後すぐの埋没二重でした。高校に入学して派手なグループにいたものの、関わりのないところでは「あの人整形だよ」と噂されていたのをよく覚えています。自分の中での感覚では、埋没は15分くらいで終わる簡単な美容整形だったので、その程度でここまで言われるのか…という印象でした。

「埋没してるよ!」なんて、クラス皆の前で発表する必要もないですし…しかし他人に噂されるくらいなら自分の口から言ってやろうと思って、周囲にも整形のことは包み隠さず話していました。

――お写真を拝見すると、とてもナチュラルに整形されている印象です。どういったことを意識して整形されましたか。

【山崎もえ】年齢とともに顔は変わるので、自分に似合うパーツを研究しました。童顔丸顔なのですごく高い鼻は似合わないですし、一気に整形するのもいいと思いますが、私の場合は少しずつパーツを微調整しました。実は、芸能人やモデルの写真を持ってカウンセリングに行ったことはないんです。信頼のできるドクターにをということをいつもお願いしていました。

――中学卒業後に二重整形をされたとのことですが、そもそも整形されようと思われたのはどんなことがきっかけでしたか。

【山崎もえ】私は重い目がコンプレックスだったので写真を撮ることが大嫌いでした。コンプレックスを抱えたまま「人の目を見て話すのが怖い…」「マスクが外せない…」と悩むくらいなら整形してコンプレックスだった部分も愛せるようになりたいと思ったことがきっかけです。あの当時、整形せずそのまま人生を送っていた場合と今を比べると180度人生が変わっていたと思います。本当にコンプレックスを潰してよかったなって思います。

■事務職や副業で整形費用を貯金し徐々にアップデート 周囲の反応は「変化に気づいていない」

――その後、ご自身の中で顔のどういったところにコンプレックスを感じられていましたか。

【山崎もえ】やはり目です。目は埋没2回、目頭切開、眼瞼下垂、全切開と本当にいろいろやりました。

――お顔のみで3〜400万かけられたそうですが、一番効果を感じられた、コンプレックスが解消されたと感じられた施術は何になりますか?

【山崎もえ】最近、豊胸もやったのでトータル500万くらいになるかと思います。豊胸も本当にやってよかったです。裸を見せるとかそういう問題ではなく、自分自身のモチベーションがかなり上がりました。さまざまな洋服を楽しく着られるようになりました。

――このような整形費用はどのようにして捻出されましたか。

【山崎もえ】新卒後に医療事務5年、メイドカフェでアルバイト副業、その後、転職し、現在も働いている一般事務でのお給与で貯めました。

 知らない人と話すことがあまり好きではないのと、お酒が全然飲めないので夜の仕事は選択肢にありませんでした。その後、フリーランスでインフルエンサー活動して法人化したので、フリーランスとしての稼ぎも整形費用に充てています。

――ご友人や家族はどのような反応をされていましたか?

【山崎もえ】少しずつアップデートしているので、友人たちはそこまで変化がわからないみたいです。昔の懐かしい写真を見たりしていると「やっぱ変わったね!! 今もいいけどでも昔の顔も好きだったな〜」と言われることもあります。家族は整形について肯定的で「あなたがしたいと思うことを好きなようにやって、幸せになれるならそれでいいじゃない」と言ってくれます。太平洋のように大きな器をもった両親に本当に感謝しています。

――整形を通してご自身の人生観や恋愛観、マインドにどのような変化がありましたか?

【山崎もえ】内面的にかなり強くなりました。「整形なんてありえない、楽して綺麗になってなにが嬉しいの? 情けない」などと差別的な発言をするような人とは付き合わなくなりました。ちゃんとしてる方は、そんな差別発言を一切しないですし、男女関係なく皆さん同じように美容医療や審美歯科などにかなりお金かけていらっしゃる印象です。本当に素晴らしい方々や友人に囲まれて楽しい人生を送っています。

■2年で10万フォロワーを獲得した経験「アンチがいたからここまでこれた」

――現在、美容アカウントとして、コスメやファッションについて発信されています。こうした投稿の背景にはどういった想いがあるのでしょうか。

【山崎もえ】昔から友人や周囲の人に「おすすめのコスメ教えて!」や「今日のラメはどこのメーカーのものを使っているの?」「買う洋服迷っているんだけどどっちがいいかな」など聞かれることがかなり多く、もしかして自分のアイテムの選び方やセンスって需要あるのかな?と考えるようになったのがきっかけです。ありがたいことに2〜3年で10万人の方に支持していただけるようになりました。

――美容アカウントを発信することのやりがいはどういったところにありますか。

【山崎もえ】やはり「応援しています」「同じもの買いました!」などといった声ですね。
最近一番嬉しかったのは、元々美容やかわいらしい服に一切興味がなかったけど私をフォローしているうちにどんどん私と似たような趣味になり、それまでの洋服もすべて断捨離した方から「彼氏ができて、お付き合いの末、今度結婚するんです!」と報告をいただいたことです。

 本当に発信をしていてよかったなと思える瞬間でした。私のおかげではなく完全に彼女の努力で掴み取った幸せですが、そのような報告をいただくことがすごくうれしいです。ほかにも「気分が落ちている時でも私のインスタライブを見たら元気になった」や「私の顔やマインドが好きで待ち受けにしています」などとメッセージをいただけるとやりがいを感じます。

――内面も含めて応援してくださる方の声が励みとなっているんですね。

【山崎もえ】はい。とはいえ嬉しい言葉が90%だとしたら残りの10%は誹謗中傷で、「デブ」と言われたり、容姿を中傷されたり、「脳が腐ってる」とかまで、本当にいろいろ言われますよ(笑)!

 もちろん人間なので一瞬はムっとしますが、あまり悲しんだり病んだりせず、むしろ起爆剤にしています。活動を初めてこの2〜3年アンチがいなかったら、ある意味ここまでこれなかったと思っています。否定的な言葉を投げかけられると、私の場合かなりやる気になるんですよね。自分でも相当変わってると思っています。

――アンチをやる気の起爆剤にする発想すごいです! そんなポジティブな山崎さんですが、現在のご自身に点数をつけるとするなら何点ですか。

【山崎もえ】60点くらいでしょうか…多分70代になっても60点だと思います。追及し続けることが好きなので100点は取りたくないなって気持ちもあります。燃え尽き症候群になりそうで怖いです(笑)。

――ここ最近では、整形自体がカジュアルになってきたように感じますが、こうした流れについてどのようにお考えですか。

【山崎もえ】整形は“流行りの顔”にする手段ではないと私は考えます。私はコンプレックスに感じた部分しか整形をしていません。流行りの顔を追及し続けても流行りは変わる。

 それこそ強い信念を持って世間に流されない気持ちで、整形と向き合ってほしいなと思います。一度メスを入れると後戻りはできないので…。

――もえさんの考える「美しい人」とはどんな方ですか。

【山崎もえ】悲観的ではなくいつも前向きな人。周りに幸せと笑顔を与えられる人です。失敗しても人の責任にせず、前向きに歩き出せる人こそ美しい人だと思います。コンプレックスを解消したことで、外見より内面の方が大事だと改めて感じました。

――今後、ご自身の活動を通して、女性がどうなっていくことを望みますか。

【山崎もえ】強く芯のある女性がもっと増えればいいなと思います。強さというのは他人を攻撃することではなく、信念を持ってどんなことがあってもなびかず強くいられることだと私は思っています。

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  • なんで歯列矯正と脱毛はokで他はアカンの?(^^)
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