<大学のオープンキャンパス>母子での参加は過保護なの?ママ友が「ヤバい」とドン引き

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2024年06月11日 10:30  ママスタセレクト

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多くの大学や専門学校で夏あたりから本格的に開催されるのが、オープンキャンパスです。オープンキャンパスは受験生などにキャンパスを開放し、入試説明会や見学会などを行うイベントのこと。個別の相談会や模擬授業などを実施する学校も多いようです。

ママスタコミュニティに投稿をくれたのは、受験生の息子さんを持つママでした。息子さんに頼まれ一緒にオープンキャンパスに参加するつもりだったところ、ママ友から「それってヤバイよ」とドン引きされてしまったのだそう。

息子と母で参加するのは、ドン引きされるほどヤバいこと?


『息子は通信制高校に在籍しているため、似たような進路を目指す友達がいません。「不安だから、ついて来てよ」と言うのでそのつもりでいたところ、ママ友から「ひとりで行かせなよ。ヤバイよ」と。オープンキャンパスに息子と母親で行くのは、ヤバいのでしょうか?』
「ヤバい」にはさまざまな意味が含まれていそうですが、この場合は「高校3年生にもなる男子が、ママと一緒に行くなんて恥ずかしい。自立させたほうがいい」ということでしょうか。
『通うのは本人なのに、なんで親がしゃしゃり出るの? 意味不明』
集まったコメントのなかには、投稿者のママ友さんと似たような考え方をする人もいました。「過保護」や「ちょっと気持ち悪い」という厳しい声まで……。知り合いから同様の嫌味をねちねち言われたというママからの声もありました。
『私たちの頃のオープンキャンパスは友人同士で行く人ばかりで、親がついてくるなんてなかったよ』
ママたちの時代は、親がオープンキャンパスについてくるケースは珍しかったのかもしれません。しかし、今や時代は大きく変わっているようです。投稿者さんを批判する声の一方で、圧倒的に多かったのが「それを変だと思うのは、昔の考え方」というコメントでした。

今どきは親子揃ってが当たり前。一家全員での参加もあり


近年オープンキャンパスに参加したというママたちから、実体験を綴った報告がいくつも寄せられました。
『私も昨年悩みながら参加したけど、ほとんどが親子で来ていたのでびっくり。きょうだいも入れた家族全員も少なくなかった。もちろん母と息子もたくさんいたよ』
『去年行ったけど、ほとんどが親子だった。ひとりだったのは(保護者が近くにいない)留学生の子くらい』
実際に訪れて「保護者の多さに驚いた」という声は複数ありました。ママかパパどちらかだけでなく、夫婦揃って、家族総出で来ている場合もあるようです。遠方の学校のオープンキャンパスに、家族旅行を兼ねて参加した方の話もありました。きょうだいが弟や妹であれば、将来の学校選びの参考にもなるかもしれません。
『学校側も保護者込みで考えているよ。生徒が見学に回っている間に、保護者向けのイベントがあったり』
どの学校に行くかを選ぶのは、基本的に受験生本人。しかし、そのスポンサーとなるのは保護者です。「先生に聞いた話だけど、最近は生徒よりお金を出す親へのアプローチが大事だって」という情報も寄せられました。そのため受験生向けだけでなく、親に向けたプログラムが設けられているオープンキャンパスもあるようです。たしかに学費や奨学金などお金にまつわる話は、親にとって最大の関心事のひとつと言っても差し支えないのではないでしょうか。
『大学の雰囲気を確認するのは、親にとっても大事だよ。大蔵省だし←死語(笑)』
入学すれば多くの大学で数百万円、医療系や芸術系などはそれだけでは足りないこともあるほど、多額の学費がかかります。人生のなかでも数本の指に入るであろう大きな買い物をすることになるのですから、出資元となる保護者が自分の目で学校を確かめたほうがいいのは間違いありません。

大きな”買い物”に確認はマスト。親子で意見交換しよう



ほかにも親子一緒にオープンキャンパスへ参加するメリットはあるでしょうか。
『うちも息子から言われて一緒に行ったよ。実際に見た感じ方も親子で違うし、お互いに納得した学校を受験した』
なんとなくの雰囲気ひとつでも、親と子では感じ方が違いそうです。印象を話し合うことで、お互いの新たな気づきもあるでしょう。
『説明会ではいいことばかり言っていて、卒業後の就職先も大手企業ばかりを紹介。子どもだったら夢を見ちゃうなと思ったので、「全部を信用するな」と注意できた』
シビアな大人の目で確認できるのも、親子参加の利点です。
『ついでに周辺の雰囲気や、最寄りのバス停もチェックできる。ひとり暮らしするなら、どのあたりの物件がよさそうだなとか』
遠方からの参加になると宿泊を伴うケースもあるため、親子での参加率はさらに上がるでしょう。わざわざ交通費・宿泊費をかけて行くのですから、空いた時間に確認しておきたいことはいくらでもありそうです。
『うちは友達と行ったんだけど、「おい、何をしに行ったんだよ……」と言いたくなる感じで終了だった』
近場の学校だったり同じような進路を目指す友達がいたりする場合は、友達と一緒に行く子も多いようですが、親としては「肝心なところを確認していないのでは?」とモヤモヤすることも。とくにヌケモレなく確認しておきたい本命校は、親子で参加したほうが安心かもしれません。
こうした声に混じって「親子での思い出作りにもいいのでは」「有名校を見学できて楽しかった」といったコメントもありました。親も大学生になった気分でキャンパスをぶらついたり、学食でおいしいものを食べたり。親子一緒に楽しめることがあるのもいいですね。

投稿者の息子さんが参加予定のオープンキャンパスでも保護者向け説明会があるそうで、「学費の話とか、自分だけではわからないこともあるから」と同伴を頼まれたのだとか。受験するのも学費を出すのも、ママ友さんではなく投稿者さんの家庭です。ぜひ一緒に参加して、息子さんをフォローしてあげてください。

文・鈴木麻子 編集・千永美 イラスト・Ponko

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