【バレー】パナソニック・パンサーズ改め「大阪ブルテオン」で「SVリーグ」へ 

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2024年06月11日 15:48  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

あいさつする西田(撮影・白石智彦(撮影・白石智彦)

バレーボールVリーグの名門、パナソニック・パンサーズが「大阪ブルテオン」へのクラブ名変更を11日、大阪市内で発表した。


バレーボールリーグは今年10月から従来のVリーグを再編成し、世界最高峰リーグを目指した「SVリーグ」としてスタートする。


このタイミングで伝統のクラブ名を変更。久保田剛社長は「半年以上前から議論して決めたもの。愛してもらえるものになってほしい。世界最高峰のクラブを目指したい。『パンサーズ』は国内、世界各所にある名称。世界に出ていくには唯一無二の存在へ。新リーグ開幕のタイミングで、企業名も外して地域名を入れて先へ進む」と説明した。


パナソニック・パンサーズは昨季、天皇杯を制したがVリーグは準優勝に終わり、18年度以来優勝から遠ざかる。さらなる高みを目指しての変化。フランス代表監督(20年度から率いるチームと兼任)として東京五輪を制したティリ・ロラン監督(60)は「長い歴史を変えるのは難しいが、何かを変えないとより向上できない。新たな風が吹くと思っている」と歓迎した。


日本代表の山内晶大主将(30)は「パンサーズでなくなるのは寂しいが、チーム一丸となって世界最高峰のチームになるということでみなさんと一緒に作っていきたい」。エースの西田有志(24)は「本当に一新された。パンサーズは昔から強いチームというイメージがある中で大きな変化。これから新たな歴史を刻んでいく」と意気込んだ。


チーム名の英語表記は「OSAKA BLUTEON」。「Blue to Eon=永遠なる青」からの造語で、チームカラーの青にこだわった。


SVリーグは男子は10チームが参加(女子は14チーム)。男子の参加チームはヴォレアス北海道、東京グレートベアーズ、VC長野トライデンツ、東レアローズ静岡、ジェイテクトSTINGS愛知、ウルフドッグス名古屋、大阪ブルテオン、サントリーサンバーズ大阪、日本製鉄堺ブレイザーズ、広島サンダーズ。

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