ニトリで選ぶ通気性抜群の快適寝具3選。「暑い季節もこれでOK」と寝具販売員も絶賛

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2024年06月11日 16:31  日刊SPA!

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「肌布団(フレンチリネン混)シングル」(3990円税込)
 みなさん、いい夢見てますか? 寝具販売員のTakesiです。さて、いよいよ季節は初夏。ジメジメムシムシと寝苦しい夜がやって来ますね。寝具が合わないと、睡眠不足や体の疲れがなかなか取れず、体調を崩す原因ともなります。快適な寝具を選ぶことは日々の健康への第1歩となる。そう言っても過言ではないのです。
 しかし、そもそも快適な寝具とは何かわからないと話しになりませんが、おまかせください。今回のテーマは「初夏にぴったりな快適な寝具」これを取り上げます。快適な寝具とはどんなものか、そして厳選された商品、もちろんお手入れ方法などもありますので、ぜひ最後までお付き合いください。

◆快適な寝具とは

 夏に快適な寝具は、単に触ると冷たい接触冷感商品ではありません。私が考える快適な寝具は、通気性が良く、軽くて丈夫なうえに1年を通して使えるものこそ、快適な寝具ではないかと思うのです。

 もう少し詳しく書いてみましょう。まず敷き布団なら、ポリエチレンの素材を密に編み込んだ「エアウィーヴ」という商品があります。これはまさに通気性と耐久性、軽さを備えた優れものです。やや硬さはありますが、腰を含めて体をしっかりサポートしてくれて快適です。

 枕も同じです。このポリエチレン素材で作られた商品は、丈夫で軽く、寝返りも打ちやすいのが特徴です。そして何より通気性が抜群なので、寝汗の多い夏場は特に快適さを感じます。

◆体調を必ず崩す寝方とは

 そして肌掛け布団です。「夏はタオルケットでしょ」って人も多いと思いますが、そういう方は夏かぜを引いていませんか? 初夏はまだ少し寒い日もあります。また、冷房をガンガンに効かせて眠るのは体調を必ず崩します。

 そんな時に役立つのが、肌掛け布団なのです。軽くお腹に掛けてもいいですし、綿や麻の素材ならば通気性や吸湿性も高く、肌触りも抜群に快適でそのまま使ってもOK。厚手の掛布団とも組み合わせやすいので、オールシーズン活躍する所もいいですね。

◆軽さと適度な硬さの「まくら」

 それではさっそく厳選された快適な寝具を紹介します。今回は寝具三種の神器「枕、掛け布団、敷き布団」の3つを選んでみました。

 ニトリの「通気性の良い 寝心地選べるまくら(Nブレスプラスエア)」(3990円税込)の一番の特徴は、軽さと適度な硬さです。このしっかりした寝心地は男性に好まれそうですが、中身の素材で高さと硬さを調整できるので、女性にもおすすめです。

 網状のポリエチレン素材は取り出して洗えますが、使用するときはよく水気を切って、完全に乾いてから使いましょう。直射日光に何時間も当てると素材が痛むので陰干しがおすすめです。

◆通気性や速乾性に優れた「肌布団」

 お次のニトリの「肌布団(フレンチリネン混)シングル」(3990円税込)は夏場だけでなく1年中使える肌布団です。

「真夏の熱帯夜に布団?」と思われるかもしれませんが、これが実は快適なんです。生地に使用されている綿と麻(リネン)ですが、どちらも吸湿性が高く、通気性や速乾性にも優れています。気候が朝晩で大きく変わる春先から初夏、真夏の冷房下のお部屋、また冬場でもいつもの掛け布団にプラス1枚足すことで活躍します。

 まさにオールラウンダーですが、素材の特徴としてシワになりやすく縮みやすいので、こちらもネットを使用して弱水流で洗いましょう。そして洗った後はすぐにシワを伸ばして干しましょう。

◆自然な寝返りができる「敷き布団」

 先に紹介した寝心地を選べる枕とセットでおすすめしたいのが、こちらもニトリの敷き布団「通気性の良い敷き布団 シングル(Nブレスプラスエア)」(1万9990円税込)です。こちらも枕同様に、特徴はしっかりとした寝心地です。

 見た目はかなり薄い感じがしますが、寝転がってみるとびっくりするくらいの安心感があります。面白いのは腰の部分が少し硬くなっていて、自然な寝返りを助けてくれるように工夫されている点です。中身は取り出せて洗える3分割構造になっているので、入れ替えも自由自在です。

 注意点は枕と同じで中身のポリエチレン素材を水洗いした場合、必ず陰干しで水気を完成に切ってから使いましょう。部分的に気になる所だけ洗うことも可能です。

◆快適寝具をより快適に 必殺お手入れ方法

 それでは最後にお手入れ方法をまとめてみましょう。まず敷き布団ですが、ポリエチレン素材の商品は中材までシャワーで洗い流せます。3分割になっており、部分的に洗えるので簡単です。焼けたり素材が傷むので夏場の天日干しは避け、風通しの良い日陰で水分をよく切って乾かしてから使いましょう。

 枕も同様に洗えるので、中身を抜いて洗いましょう。そんなに汚れていないのなら陰干しだけでも十分ですし、枕カバーをこまめに洗うだけでも違います。それでも汚れが気になる方は、月に1回くらいの水洗いをおすすめします。

 肌掛け布団は必ずネットを使用して弱水流で洗いましょう。そしてこちらも直射日光の強い時間帯を避け、午前中に干すのがベストです。

 さて、今回は「素材」にこだわった快適寝具を紹介してみました。また、夏場だけではなく、工夫しだいで1年中使える商品となっておりますので、お店に立ち寄った際にはこの記事を参考にして自分なりの快適寝具を見つけてみるのも楽しいでしょう。

<TEXT/Takeshi>

【Takeshi】
大手寝具メーカーに勤務。寝具や睡眠のプロでありながら、自然環境や魚、釣りのライターでもある。趣味で地方競馬やナンバーズ、ロト6なども愛する

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