仲野太賀、『虎に翼』“優三”のリアルな評判 カメラがない場での「性格」に関係者も驚き

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2024年06月12日 11:30  Sirabee

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(©ニュースサイトしらべぇ)

NHK連続テレビ小説『虎に翼』が回を重ねるにつれて、夢中になる人が続出している。俳優の仲野太賀演じる佐田優三が亡くなり、多くの視聴者にショックを与えた。

「優三ロス」を起こした仲野のリアルでの評判はというと…。

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■「優三ロス」が起こる事態に

『虎に翼』は、日本初の女性弁護士で後に裁判官を務めた三淵嘉子さんがモデルのリーガルエンターテインメント。法律という巨大な力に戸惑うヒロイン・猪爪寅子が、困っている人のために自分の力を正しく使えるよう一歩ずつ成長していく物語だ。

世間知らずながら明るく前向きな寅子役を、女優・伊藤沙莉が演じる。仲野は思い悩む寅子を肯定し、彼女を支える夫・優三役で出演。子供も生まれたが、優三は出征して戦地で亡くなってしまう。

SNSでは、視聴者の「優三ロス」の声が続出した。優三を好演した仲野はどんな人物なのか。

 

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■「オーディションに落ちる」冬の時代も経験

仲野は、13歳のときに芸能界入り。2006年のドラマ『新宿の母物語』(フジテレビ系)で俳優デビューして以降、多くのドラマや映画、舞台に出演してきた。

ただ、現在に至るまで苦労することも多かったようだ。あるテレビ局関係者は、「オーディションを受けても落ち続け、目立つ役をもらえなかった時期もあったそうです。同世代でプライベートでも仲の良い菅田将暉さんや染谷将太さんがブレイクする中、悩むこともあったんですよ」と話す。

“冬の時代”を経験しながらも、仲野は着々と評価を高めていく──。

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■カメラに映らない「性格」に周囲も驚嘆

2000年代は、単発でドラマ出演することも多かった。ただ、仲野の不思議な魅力に気付くスタッフもいたという。

「表情豊かで、メインキャストに挟まれたわずかな出演シーンでも、独特の存在感がありました。全体を俯瞰して、先のシーンのことも考えながら芝居していたようです。一部のスタッフの間では、『アイツ、大物になるんじゃない?』と囁かれていましたよ」(前出・テレビ局関係者)。

当時から、芝居に対してストイックに取り組んでいたようだ。「古い映画を遡って見て、現在の映画界がどんなふうにできているかを勉強したそうです。また、映画監督やテレビドラマのプロデューサーをチェックして、その人達の作品の特徴や傾向を頭に叩き込んでいました。一見、地味に思えることも怠らない仲野さんに驚くスタッフも多かったんですよ」(前出・テレビ局関係者)。

カメラに映らない場での努力が少しずつ実を結んだのだろう。

 

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■ドラマ、舞台、映画…。朝ドラ後も好調

「優三ロス」が溢れる中、仲野は次の仕事に臨む。7月からドラマ『新宿野戦病院』(日本テレビ系)で女優の小池栄子とW主演を務める。10月からは舞台『峠の我が家』で主演、11月公開の映画『十一人の賊軍』で俳優の山田孝之とW主演を務めるなど、休む間もない。

前出のテレビ局関係者は仲野の活躍に舌を巻く。「長期間撮影する朝ドラの後は、しばらく仕事をセーブするタレントも少なくありません。その点、仲野さんは優三での反響を追い風に、ドラマ、映画、舞台と多くの作品に出演します。今後、ますます彼へのオファーは殺到するでしょう」(前出・テレビ局関係者)。

これからも、仲野は俳優としてスターダムを駆け上がっていくに違ない。

 

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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)
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