渡辺一馬が約2カ月の入院生活から退院。早期復活を目指す/全日本ロード

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2024年06月12日 16:20  AUTOSPORT web

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渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)
 4月の全日本ロード第2戦もてぎ公開テストの初日に転倒し負傷した渡辺一馬(Astemo Honda Dream SI Racing)が6月6日(木)に退院したことが、所属するAstemo Honda Dream SI Racingより6月12日(水)発表された。

 全日本ロードレース選手権シリーズST1000クラスで昨年3連覇を達成。今シーズンもゼッケン1をつけて参戦するはずだった渡辺一馬。先駆けて行われた開幕戦鈴鹿2&4レースには、ST1000仕様のホンダCBR1000RR-Rで出場し、まずまずの手応えを得ていた。

 しかし、第2戦もてぎで行われた公開テスト初日にV字コーナーで激しく転倒。意識不明のままドクターヘリで運ばれてしまう。外傷は左鎖骨の粉砕骨折、左肋骨を2本折れた程度だったが、頭を強打したことが入院生活を長引かせていた。

「長い間、ご心配をおかけしました。新型コロナ対策もあり、外部と遮断された入院生活となっていましたが、ようやく退院することができました。多くの皆様に励ましのメッセージをいただき感謝いたします。本来であれば皆様にお返事をお送りしたいところでしたが、それもかなわず、もどかしい日々を過ごしていました。退院後は、早いレース復帰を目指してリハビリを頑張ります」とリリースでコメント。

 約2カ月の入院生活で体重は10kg落ちたというが、すでに復帰に向けてリハビリも開始しているという。早ければ後半戦最初となる第6戦オートポリスで、その姿を見ることができるかもしれない。

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