大阪の父・桂ざこばさんへ、東京出身のMBS山中真アナが涙ぐみ“本音”で追悼「ムチャクチャな人でした」

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2024年06月12日 17:41  ORICON NEWS

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桂ざこばさん(C)ORICON NewS inc.
 上方落語家の桂ざこば(本名・関口弘)さんが12日、喘息のため亡くなった。76歳だった。同日、所属していた米朝事務所が報道各社に公表した。関西各局の情報・報道番組は、ありし日のざこばさんの姿を放送し、追悼した。

【写真】4月には桂そうばたちの襲名会見で会場をわかせていた桂ざこば

 ざこばさんが『ちちんぷいぷい』でレギュラーを務めたMBSテレビは、『よんチャンTV』で、訃報を受けての大阪の街の声や懐かしのVTRを公開。特にロケコーナーで共演した山中真アナウンサーにとっては、特別な存在だった。

 河田直也アナは「私たちMBSも本当にお世話になりまして、本当にいろんなアナウンサーがざこばさんとロケしているんですけども、山中くんが一番やっぱりざこばさんとの関係が大きいですよね」と説明。

 東京ロケの際には、ざこばさんが山中アナの父にも会い「とりあえず一杯飲ませてよ!」と酒をくみかわしたほどだった。

 山中アナは「連れ回していただくというコーナーをやらせていただいていて、まだ本当に5年目・6年目ぐらいの若手のときで、大阪にも、東京から来て、なじめているか、なじめていないのかという時に、もう一気に大阪の世界に引き込んでくださり、教えてくださったのがざこば師匠でした」としみじみ。

 親子ほど年齢が離れてながら「いつも本音」で接してくれたという。「今考えたら本当にありえないなというぐらい、テレビ関係なして言うことは言ってくださるし、時に激しい命令が来ることもあるし…。おかげで大阪の放送局でちょっと受け入れてもらえたのかな」と感謝。

 「ムチャクチャな人でした、本当に」と振り返り、「テレビってちょっとかっこつけたり、作って出てしまうけど、いや、そういうことじゃ伝わらないんだと。本音で一番言いたいことを言わないと伝わらない」と教えをかみ締めた。そして「こういうところで感情出すのはよくない」としつつ、ざこばさんは「許してくれると思います」「本当にありがとうございました。ゆっくり休んでください」と涙ぐんだ。

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