山岳遭難者、最多の3568人=2年連続更新―警察庁

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2024年06月13日 10:31  時事通信社

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時事通信社

 昨年に全国で発生した山岳遭難は3126件で、遭難者は3568人に上ったことが13日、警察庁のまとめで分かった。いずれも統計が残る1961年以降最も多く、最多更新は2年連続。外国人観光客の遭難者数(145人)も、統計を取り始めた2018年以降で最多だった。死者・行方不明者は計335人で、前年より8人増えた。

 遭難者は70代が790人と最も多く、60代以上が半数を占めた。都道府県別では、長野の332人が最多で、北海道245人、東京233人と続いた。

 山岳別で遭難者の増加が顕著だったのは、富士山と高尾山、穂高連峰で、それぞれ22年までの5年間の平均と比べ90.2%、68.4%、48.1%増えた。 

このニュースに関するつぶやき

  • これも、コロナ自粛解禁の余波なのか。どうか、十全な登山準備を。(昨今の風水害で登山道整備も進まないまま安易な登山計画は道迷いの原因にもなりかねませんので)
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