NHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」の10代目たいそうのおにいさんを12年間務め、「ひろみちおにいさん」の愛称で親しまれるタレント、佐藤弘道(55)が体調不良のために活動を一時休止し、療養に専念すると13日、所属事務所が発表した。2日に「脊髄梗塞」と診断され、現在は歩けない状態だという。
事故で脊髄を損傷し、車いすで活動しているアイドルグループ仮面女子の猪狩ともか(32)が13日、X(旧ツイッター)を更新し、「佐藤弘道さんが下半身麻痺とのことで大変驚いています」と言及。
「今は絶望の淵にいるかもしれませんが、きっと周りの方のサポートや、今まで見えなかった景色が広がり、生きる意味や希望が見えてきます」と自身の経験からつづり、「リハビリは大変だと思いますが、ひろみちおにいさんの回復を心からお祈りしています」とエールを送った。
「おかあさんといっしょ」の7代目うたのおにいさんとして活躍した歌手坂田おさむ(71)は「実は彼から事前に聞いておりました」という。「子ども達やみんなの健康管理を楽しく分かりやすく伝えてくれる伝道者でもありますし体操のプロでもあります。そのショックは如何ばかりかと思います」と推し量り、「きっと回復しまた私たちを喜ばせてくれると僕は固く信じています」とつづった。
坂田は1月、左足アキレス腱(けん)断裂のけがを負い、出演予定だった「おかあさんといっしょ」の公演を欠席していたが、「現在僕の左足のアキレス腱断裂のケガが回復に向かっているのは彼のはからい、指導のおかげです」と佐藤に感謝し、「彼の復活回復を皆さん応援してあげて下さいね」と呼びかけた。
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。