哨戒ヘリ墜落、無人機で捜索へ=海洋機構に協力要請―海自

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2024年06月13日 17:31  時事通信社

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時事通信社

防衛省=東京都新宿区
 東京・伊豆諸島の鳥島沖合で4月、海上自衛隊の哨戒ヘリコプター2機が訓練中に衝突、墜落した事故で、海自が水深約5500メートルの海底に沈んだとみられる機体の捜索に、海洋研究開発機構の無人探査機を投入する方針であることが13日、関係者への取材で分かった。

 海自の協力要請を受けた海洋機構が準備を進めており、来月上旬にも現場に到着して捜索を始める見通し。機体主要部や搭乗隊員のうち7人が未発見で、海自は深海を調べる能力を持つ探査機に期待を寄せている。

 関係者によると、捜索に用いるのは深海調査用探査機「ディープ・トウ」。船からつり下げて運用し、水深6000メートルまで活動できる。高性能のカメラやソナーを搭載し、広範囲で海底の様子を確認することが可能。過去には海自のイージス艦と漁船の衝突事故や、H2ロケットの打ち上げ失敗の際にも海底捜索に使われ、部品を発見するなどした。 

このニュースに関するつぶやき

  • 「海洋研究開発機構の無人探査機を投入」二次災害が起きた時に人命が失われる危険が減るのは大変良いことだと思う。金銭的損害については…たぶん保険かけてるよね?
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