報道公開された東北電力女川原発の防潮堤=13日午後、宮城県 東北電力は13日、9月ごろの再稼働を目指す女川原発2号機(宮城県)の安全対策設備を報道陣に公開した。同原発の阿部正信所長は「設備は完成したがソフト面の対応も必要だ。訓練を重ねて再稼働に向けて万全を尽くしたい」と話した。
公開されたのは、海抜29メートルの高さまである防潮堤や、事故発生時に原子炉格納容器内の圧力を下げる「フィルター付きベント装置」など10の設備。東日本大震災の教訓から、電気供給がストップしても原子炉内の蒸気のみで稼働する高圧代替注水ポンプや、取水路などをさかのぼる津波を防ぐための防潮壁が導入された。
![報道公開された東北電力女川原発2号機の建屋内にある「フィルター付きベント装置」=13日(代表撮影)](https://news-image.mixi.net/article/4/4_2024061300997_20240613at76S_p.jpg)
報道公開された東北電力女川原発2号機の建屋内にある「フィルター付きベント装置」=13日(代表撮影)
![報道公開された、東北電力女川原発2号機の原子炉建屋内にある高圧代替注水ポンプ=13日(代表撮影)](https://news-image.mixi.net/article/4/4_2024061300997_20240613at77S_p.jpg)
報道公開された、東北電力女川原発2号機の原子炉建屋内にある高圧代替注水ポンプ=13日(代表撮影)
![東北電力女川原発の構内で、取材に応じる阿部正信所長=13日午後、宮城県](https://news-image.mixi.net/article/4/4_2024061300997_20240613at74S_p.jpg)
東北電力女川原発の構内で、取材に応じる阿部正信所長=13日午後、宮城県