前江東区長に有罪判決=自身の選挙巡る公選法違反―東京地裁

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2024年06月14日 11:31  時事通信社

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時事通信社

木村弥生被告
 昨年4月の東京都江東区長選を巡り、公選法違反(買収など)の罪に問われた前区長木村弥生被告(58)の判決が14日、東京地裁であり、鎌倉正和裁判長は懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。

 木村被告は昨年11月に区長を辞職。これまでの公判で起訴内容を認め、「ご迷惑をおかけし、心からおわび申し上げる」などと話していた。

 鎌倉裁判長は、木村被告が選挙後に元区議(54)=公判中=に支払った100万円の報酬について「高額で、選挙の公正を害する」と指摘。選挙期間中は禁止されている有料インターネット広告を掲載したことに関しては、「資金力の差によらない選挙を目指す公選法の趣旨に反する。主体的に関与した責任は軽視できない」と述べた。

 一方、公判では事実関係を認め、反省の態度を示していることなどから、実刑にすべきとは言えないと判断した。 

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