柴咲コウ「ウソー ! 」ダブル主演ダミアン・ボナールがフランスからサプライズ登場し仰天

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2024年06月14日 18:39  日刊スポーツ

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映画「蛇の道」初日舞台あいさつに、ダブル主演のダミアン・ボナールがサプライズで来日し、驚く柴咲コウ(撮影・村上幸将)

柴咲コウ(42)が14日、東京・新宿ピカデリーで行われたフランス、日本共同製作の主演映画「蛇の道」(黒沢清監督)初日舞台あいさつに、ダブル主演のダミアン・ボナール(45)がフランスからサプライズで来日し、駆けつけ、驚いた。


柴咲は、ボナールがフランスからリモートで舞台あいさつに参加すると聞き、青木崇高(44)とともに「ダミア〜ン」と呼びかけた。「ここにいるよ」という声とともに、ボナール本人が客席から登場すると、青木とそろって「ウワーッ! ウソー!」と真顔で驚いた。そして登壇したボナールと抱き合った。ボナールが「こんにちは。ここに来られて、うれしいです」と日本語であいさつすると、柴咲は「サプライズされちゃいましたね。絶叫しちゃいました。絶叫しちゃいましたけど…」と照れた。そして、ボナールに「お久しぶり、しばらくだね。元気ですか?」と声をかけた。


ボナールが来日していたのは、黒沢清監督(68)も知らず、同監督は「聞いてなかった。 僕らをだます意味があったのか?」と苦笑い。ボナールは「すみません。プロデューサーと組んで、サプライズを作った。眼鏡をかけて、マスクして2日間、隠れていました」と、してやったりの笑みを浮かべた。


「蛇の道」は、15年にカンヌ映画祭ある視点部門監督賞受賞などフランスと縁の深い黒沢監督が、98年に制作した同名オリジナル・ビデオ作品が原作。同監督が再映画化に加え、フランスで再び映画を撮りたいと熱望していることを、KADOKAWAがフランスの製作会社CINEFRANCEに伝え、フランスでのリメークが実現した。


柴咲は劇中で、ボナールが演じた8歳の愛娘を何者かによって殺され、復讐(ふくしゅう)を誓う父アルベール・バシュレと偶然、出会い、協力する心療内科医の新島小夜子を演じた。撮影の半年ほど前からフランス語のレッスンを日本で受け、23年4〜5月までパリと近郊で行った撮影期間もホテルに宿泊せず、クランクイン1カ月前からキッチン付きのアパートを要望し、生活して役作りした。


◆「蛇の道」8歳の愛娘を何者かによって殺された父、アルベール・バシュレ(ダミアン・ボナール)は偶然、出会った精神科医の新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得て、犯人を突き止め復讐(ふくしゅう)することを生きがいに「必ずこの手で犯人に報いを」と殺意を燃やす。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で「誰に、なぜ、娘は殺されたのか」という真相が次第に明らかになっていく。原作となった98年の作品では、幼い娘を殺された父・宮下辰雄を香川照之、宮下に協力する塾講師・新島直巳を哀川翔が演じた。

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