Juice=Juiceリーダーの植村あかり、卒業公演でまさかの手紙サプライズ「あーりーがとう」

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2024年06月14日 21:31  日刊スポーツ

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笑顔でポーズを決めるJuice=Juiceの植村あかり(撮影・滝沢徹郎)

Juice=Juiceの春ツアー最終公演「Juice=Juice Concert Tour 2024 1=LINE 植村あかり卒業スペシャル」が14日、東京・日本武道館で行われ、リーダー植村あかり(25)がグループとハロー!プロジェクトを卒業した。


植村は12年にハロプロ研修生となり、13年2月に結成されたJuice=Juiceに加入。21年11月からはリーダーを務め、最後のオリジナルメンバーとしてグループをけん引した。


1・1万人の「あーりー」(植村の愛称)コールが響き、会場はペンライトの光に包まれた。植村は「皆さん楽しいですか〜?」とにっこり。大歓声を浴び「ステージに立った瞬間からとても温かくて。この後も楽しんでいきたいです!」と意気込んだ。


本公演のセットリストや衣装、演出などにも携わったといい「11年の経験の中からJuice=Juiceの魅力を凝縮したライブにしたいとアイデアを出しました」。タイトルの「1=LINE」にちなみ、メンバーが横一列でパフォーマンスする場面も多かった。


アンコールではメンバーカラーのメロン色を取り入れたドレスに身を包み、ソロ曲「Brilliance of memories」を熱唱。「私らしくないと思ったんですけど、お手紙を書いてきました」と、手紙を持ちファンやメンバーに思いを伝えた。


所々声を詰まらせながら「11年過ごしていろんなことを味わってきたけど、酸いも甘いもかみしめてきたけど。最後に残るのは幸せな気持ちしかなかったです」と笑顔。「Juice=Juiceを見つけてくれて、愛してくれて“あーりー”がとう!」と感謝した。


10分弱のスピーチの最後には、それまで読んでいた手紙の中身を客席に見せた。書かれていたのは「あーりーがとう」の一言のみ。ファンをどよめかせ「緊張した〜」と照れ笑いした。最後まで笑顔で、11年の活動に終止符を打った。


この日は、メジャーデビュー曲「ロマンスの途中」や、15日発売のニューシングル収録のつんく♂(55)作曲「おあいこ」など全28曲(メドレー含む)を披露。関係者によると、植村は今後も芸能活動を継続するという。


新体制では、これまでサブリーダーを務めていた段原瑠々(23)が新リーダーに就任する。

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