吉沢亮、デビュー15 周年記念写真集 『Profile』に込めた思い ストレスフリーな現在の心境を聞く

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2024年06月15日 08:30  リアルサウンド

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 俳優・吉沢亮がデビュー15周年を記念した写真集 『Profile(プロファイル)』(アミューズ)を刊行した。2月発売の「吉沢亮 2024.4→2025.3 カレンダー」から多くの未使用カットを収録した本作は、昨年、20代最後の年を通して北海道、京都、関東近郊で、四季折々の景色や日本の壮大な自然、格式高い建築物などを背景に撮影。さらにタイトル『Profile』の通り、今年30歳を迎えた吉沢の生い立ちや出演作品を振り返るページが掲載され、撮影メイキングや30代の抱負を語るインタビュー映像が収録されたDVDも封入されている。そんな吉沢の魅力がふんだんに詰まった本作刊行を機にインタビューをした。(篠原諄也)


(参考:【写真】吉沢亮、自然体な表情で魅了する近影カットをみる


――写真集を刊行した今の率直な思いを教えてください。


吉沢:この15周年というタイミングで写真集を出したいという話はしていて。今まで(の撮影で)は、自然体で撮ることを意識していて、私服でメイクも入れていませんでした。今回は15周年の記念になるので、逆にガッツリと衣装とメイクを入れて、かっこよく撮るようにしました。これまでと違う写真集になったので、ファンの方々に喜んでいただけたら嬉しいです。


――全国津々浦々で撮っていますね。例えば、冒頭の北海道の雪の中での撮影では非常によい表情でした。撮影は寒かったかと思いますが、写真の出来栄えやエピソードについて教えてください。


吉沢:1月の北海道でマジで寒い中で撮っていたので、ほぼ記憶にないですね(笑)。ちょうど「PICU 小児集中治療室」スペシャルを12月に撮っていて、1月の頭に北海道ロケが残っていたので、その前日に撮ったんです。すごく寒い中でしたが、ロケーションに合った衣装を選べました。楽しく撮影できたので、いい感じの写真が撮れたんじゃないかと思います。


――衣装はご自身で選んだのでしょうか。


吉沢:この撮影ではそうですね。毎月、その時期にしか卸してない衣装を借りていました。よくあるような衣装は着たくないなと思って。特にこのカットは、いろいろな候補がある中で粘って(考えて)いたんですけど、すごくいい感じにハマったので、よかったなと思います。


――今回は15周年を記念した写真集です。特典のインタビュー動画では20代は時間がすごく早く過ぎたとおっしゃっていました。20代を振り返るといかがでしょうか。


吉沢:本当にいろんな作品をやらせていただきました。一言で言うなら、すごく仕事をしていました。いろんな作品に携わらせていただいて、僕自身、成長させてもらったと思います。本当に仕事の記憶しかないなという感じで。今後はもっとプライベートを充実させていきたいです。


――インタビューでは、今後はストレスフリーで生きていきたいとおっしゃっていました。そのために意識していることはありますか。


吉沢:作品に入り込むと難しいんですけど、結局、健康体でいるのが一番のストレスフリーだと思いますね。今年に入ってから数ヶ月、(主食は)ずっと玄米だけを食べる生活をしていて。これも役づくりなんですけど。そしたらめっちゃ体調が良くなって。ストレスは本当になくなりますね。この記事を読んでくださってる皆さんも、ぜひ玄米を食べてみてください(笑)


――プライベートを充実させたいとのことですが、具体的にどのようなことに関心がありますか。


吉沢:アウトドアなことをやりたいなとずっと思っていて。友達とどこか旅行に行くなど、ちゃんと思い出に残るようなことをやっていきたいです。20代を思い返しても、仕事のことしか思いつかなくて。それはそれで全然いいことなんですけど。30代は仕事だけでなく、プライベートでも思い出に残ることをやっていきたいです。


――写真集の中で特にどんなところを見てほしいでしょう。


吉沢:1年をかけていろいろなロケーションと衣装で、しっかりと気合を入れて撮りました。『Profile(プロファイル)』というタイトルの通り、今までの仕事の振り返りなど、ファンの方に喜んでもらえる箇所も収録されています。デビューした当時から応援してくれている方がいれば、すごく感慨深いものになっているかもしれません。楽しんでもらえる内容になっているのかなと思います。


――『Profile(プロファイル)』というタイトルに込めた思いを教えてください。


吉沢:デビュー15周年で今年30歳になったということで、今までの振り返りや出演作品も(最後に)まとめました。「吉沢亮とはこういう人間です」ということが見える写真集だと思います。あとは表紙が横顔なんですが、昔から横顔が印象的だと言われることが多かったんです。それも含めて『Profile(プロファイル)』がいいかなと思いました。


――撮影で何か思い出深いエピソードはあるでしょうか。


吉沢:自分が縁を感じている場所で撮らせていただきました。大河ドラマ「青天を衝け」のポスター撮影でお世話になった(東京国立博物館)表慶館。北海道は「なつぞら」「PICU 小児集中治療室」でゆかりがありましたし、京都も昔から好きでした。もともと繋がりがあって、思い入れがある場所でした。


――本作は北海道の雪原、京都・仁和寺の桜や東寺の紅葉など、四季のうつろいを感じられる内容になっていました。


吉沢:1年をかけて毎月1つのビジュアルで撮っていました。だから四季を感じてもらえると思います。この1年で顔つきも結構変わっています。その意味でも、ファンの方々には楽しんでもらえる内容に仕上がっているかもしれません。


(文=篠原諄也)


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