設立5年未満の新興・スタートアップ企業が多い市区郡はどこか。帝国データバンクが調査結果を発表し、1位は「北九州市小倉北区」と「北九州市小倉南区」(各11.0%)だった。3位は「愛媛県松山市」(9.3%)、4位は「北九州市八幡西区」「香川県高松市」(各8.9%)が続いた。
帝国データバンクは「北九州市は『スタートアップの街北九州』『日本一起業家に優しいまち』を掲げ、国家戦略特区に指定されている強みを生かした多様な支援策が奏功しているようだ」とコメントした。
東京23区で最も新興・スタートアップ企業が多いのは「渋谷区」(6.8%)だった。「港区」(6.6%)、「千代田区」(6.4%)、「中央区」(5.3%)が続いた。帝国データバンクは渋谷区について「東急グループが中心となったインキュベート施設の整備や行政による独自の認定支援制度『S-Startups』、札幌市とのエコシステム形成に向けた連携協定の締結など、官民の取り組みが機能しているようだ」と評した。
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