「子供の父親は探していない」50代で2児のママになったスーパーモデルが初告白

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2024年06月15日 09:00  女子SPA!

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ナオミ・キャンベル
 50代で2児の母親になったスーパーモデルのナオミ・キャンベル(54)。このたび英紙『ザ・タイムズ』のインタビューに答え、3歳の娘と1歳の息子が代理母を通して生まれたことを初めて明かした。これまで、子供たちの父親や誕生の経緯など詳細は公表していなかった。

◆シングルマザーで満足している

 先週公開された『ザ・タイムズ』のインタビュー記事に登場したナオミ。

「私にとって子供たちはすべて。だから将来のことを考えると不安になる」

 こう語り始めた彼女は、子供たちの父親についても初めて言及。「彼らの父親は探していない」と明言し、「シングルマザーで満足している」と話した。

 さらに、代理出産だったかどうか尋ねられると、「そうよ」と答え、自身が妊娠・出産をしたわけではないことを認めた。

 ナオミは2021年に第一子となる娘、2023年に第二子の息子が誕生したことを突然報告し、世間を驚かせた。長女について、「養子ではなく実子」と明かしていたが、それ以外の詳細は語らず、一部で「代理出産ではないか」と噂されていた。

◆子供を持つと経済的には厳しくなる。でも……

 子供たちが好奇の目にさらされないよう配慮し、未だ名前も公表していないナオミ。インタビューでは、「子供たちのためにより良い将来を願っている。あの子たちは私にとって110%大切な存在」とわが子への深い愛を語っている。

 一方で、若い世代が子供を持つことにあまり興味を持たなくなっている状況に懸念も示している。

「子育てにはお金がかかりすぎるとか、子供は欲しくないとか若い女性が口にしているのを何度も聞くけど、『考え方は変わるもの。ママになりたくなるわよ』って私は伝えている。たしかに経済的には厳しくなる。でも、私の母には何もなかったけど、なんとかやってのけた。(子育てには)それだけの価値がある。本当に素晴らしいことよ」

◆母子家庭で育ち、「親から見捨てられた」と怒っていた

 ナオミは英ロンドンで生まれ、母子家庭で育った。生まれたときにはすでに父親はおらず、プロのダンサーだった母ヴァレリーさんが各国を飛び回って活動し、生活を支えていたという。

 モデルでもあった美人母ヴァレリーさんのもとで美しく成長し、15歳のときに街でスカウトされデビュー。またたく間にスーパーモデルに上り詰めた。

 しかし、いつしか私生活ではトラブルが目立つようになり、アシスタントや家政婦、ドライバーやパパラッチなどへの暴行でたびたび逮捕・起訴された。あるときは、空港でバッグがなくなったことに激怒し、空港関係者に暴行を加えて航空会社から出禁を言い渡されたことも。

 その後、セラピーやアンガーマネジメントを通して、自身の気持ちと向き合った彼女。幼少期の孤独感や「親から見捨てられた」という怒りの感情などが、大人になってからの自分に影響を与えていることに気づいたという。

 つらい過去を少しずつ乗り越えながら前進し続けてきたナオミ。

 2022年、生後9か月の長女とともに表紙を飾ったUK版『VOGUE』3月号では、「母親になってからは、すべてが娘ファースト。そんな自分に驚いている」と発言し、子供を持ったことで自身に大きな変化が起きたと打ち明けている。

 また、前々から積極的に取り組んでいる慈善活動についても、「母親になったことで、世界をポジティブに変えられるよう、もっと頑張ろうと思うようになった」と語っている。

<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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