AmBitious、Lilかんさいなどジュニアの不祥事多発…STARTO社「放任主義」で管理行き届かず?

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2024年06月15日 13:00  日刊サイゾー

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※イメージ画像:GettyImagesより

 関西ジュニアの9人組ユニット「AmBitious」のメンバー・河下楽が、体調不良を理由に一時活動を休止すると発表された。同グループでは、人気メンバーだった小柴陸が未成年時の喫煙・飲酒画像を拡散された末に1月末をもって退所。河下も今後が危ぶまれており、グループ崩壊の恐れもあるとファンがざわついている。

 発表によると、河下は体調不良で一定期間活動を休止することが決定。8月10日から19日まで東京・EXシアター六本木で開催される「サマステライブ2024(仮)」への出演が見合わせとなり、他のメンバー8人でのパフォーマンスとなることが決まった。

 これに対して、ネット上のファンからは「体調不良というか謹慎じゃないの?」「これは小柴陸コースかな……」「アンビに河下楽は必要だから辞めないでほしい」といった心配の声が相次いでいる。

 河下をめぐっては、今月初めごろに河下と見られる男性のベッド写真や浮気を問い詰められているLINEのやり取りなどが流出。一般人の彼女がいながら、ミュージカルで共演した20代女優と浮気していたといわれ、激怒した彼女が一連の画像を流出させたとみられているようだ。

 この騒動があってから間もない時期の活動休止発表だったため、ファンは疑心暗鬼に。実際に体調不良の可能性もあるが、出演見合わせとなったライブは2カ月も先であるため、心配である一方で「流出騒動が原因の謹慎なのでは」と勘繰るファンが少なくないようだ。

 同グループでは、ちょうど1年前の昨年6月に小柴陸の無期限活動自粛が発表された。未成年時の飲酒・喫煙画像などがネット上に出回り、事務所が事実確認を行ったところ「契約ないし取り決めに違反する行動があった」と判明したためだった。

 小柴は復帰することなく、今年1月31日付で事務所を退所。ファンの間では、小柴と同様に河下がこのまま退所してしまうのではと心配する声が上がり、グループ崩壊につながるのではと危惧する人もいる。

 AmBitiousに限らず、最近のジュニアは荒れ模様だ。昨年12月には、デビューを控えていたAぇ! groupから福本大晴が「コンプライアンス違反」を理由に脱退。事実上の「クビ」で、同時に退所となった。単なる女性スキャンダル程度ではそこまで厳しい処分とならないため、何があったのかとファンが騒然となった。

 今年1月には、関西ジュニアのユニット「Lilかんさい」の複数のメンバーのプライベート写真が大量流出。女性とデートしているらしき写真や、移動中を盗撮したとみられる動画、未成年当時に飲酒しているらしき画像などがネット上に出回った。

 また、昨年8月にはジュニア内ユニット「美 少年」の那須雄登が賞味期限切れのシュークリームを帝国劇場の楽屋の壁に投げつける動画や、金指一世のベッド写真などが流出したとして、事務所が謝罪文を発表する事態になっている。

 旧ジャニーズ事務所の崩壊で体制が大きく変わり、マネジメント業務を引き継いだSTARTO ENTERTAINMENTがタレントの自主性を尊重する「放任主義」を示し、管理が行き届かなくなったことがトラブルの多発につながっているとの見方がある。「上の世代が詰まり過ぎている」という理由でデビューの見通しが立たなくなり、ジュニアのモチベーションが低下していることも関係しているとの推測もあるようだ。

 また、時に厳しいにらみをきかせていた滝沢秀明氏に比べ、現在ジュニアを統括する井ノ原快彦や関西ジュニアを育成する大倉忠義がよくも悪くも「優しすぎるのでは」という指摘もある。

 いずれにしても、将来のスターとなるジュニアを育てなければSTARTO社の未来はない。ジャニーズ崩壊後の新体制で彼らをどのように育てていくのか、STARTO社にとって切実な問題となりそうだ。

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