お天気の木原実、役者としてTARAKOさんの“手腕”に感服「本当の天才だと思う」 劇団作品で共演重ねる

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2024年06月15日 14:01  ORICON NEWS

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TARAKOさんのお別れ会『TARAちゃんありがとうの会〜たいせつなきみへ〜』=木原実 (C)ORICON NewS inc.
 テレビアニメ『ちびまる子ちゃん』(毎週日曜 後6:00/フジテレビ)で、主人公・まる子の声優を務めてきたTARAKOさんのお別れ会『TARAちゃんありがとうの会〜たいせつなきみへ〜』が15日、東京・TFT HALL 1000で開催された。参列した気象予報士の木原実が別れを惜しんだ。

【写真】TARAKOさんに寄せられた無数のメッセージ 思い出のアイテムも多数

 木原は、2013年10月から『news every.』などで放送されたアニメ『みんなだいすきそらジロー』で、そらジローの声を担当したTARAKOさんと共演したほか、TARAKOさん主宰の演劇集団WAKUの公演にもたびたび出演するなど、交流を深めてきた。

 そもそもの出会いは、「『ちびまる子ちゃん』でたまちゃん役を演じている渡辺菜生子さんが日芸の1つ上の先輩で、気象予報士の資格を取ってから芝居をやめていた自分を『面白い芝居をやっているんだ』と誘って、TARAKOさんと引き合わせてくれた」と言い、「2004年に初めてWAKUに参加させていただいてから、毎公演出させていただいた」と振り返った。

 続けて「お酒もたくさん飲んでいましたし、ときにはけいこ場が宴会場になったりもしましたね(笑)。俳優仲間や後輩に奢るのが好きで、『きょうは僕が出しますよ』って言うと、『芝居で返して』って言うんです。そのたびに『くそ〜!』と気合が入るんですよ(笑)」と当時のエピソードもうれしそうに披露。

 そして「共演者としてセリフを交わす瞬間もスリリングでしたし、脚本・演出家としても本当に自由奔放な人なので、本番中に出番やセリフを変えることもあって大変だった」とこぼしながら、「でも、変えた後の方が間違いなく面白い。本当の天才だと思っています」とたたえた。

 献花は一般のファンも対象で、午後2時から4時まで受け付ける。

 TARAKOさんは1981年、アニメ『うる星やつら』で声優デビュー。83年には、シンガーソングライターとしてデビューした。90年より『ちびまる子ちゃん』で主人公のまる子役を務め、代表作は『まじかる☆タルるートくん』(タルるートくん)、『甲虫王者ムシキング 森の民の伝説』(チビキング)など。96年、演劇集団WAKUを主宰し、舞台の脚本・演出を手がけた。

 アニメ以外の声の仕事も精力的で、『女神のマルシェ』(日本テレビ)、『しあわせ家族計画』(TBS)、『銭形金太郎(テレビ朝日)など各局のテレビ番組のナレーションも多く務めてきたほか、明治乳業、バンダイ、森永製菓、ケーズデンキなど各企業のCMナレーションも担当した。

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