『ブンブンジャー』追加戦士・焔先斗役の宮澤佑にインタビュー「先斗を含むみんなの成長を見届けて」

2

2024年06月16日 10:00  ORICON NEWS

  • 限定公開( 2 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

『爆上戦隊ブンブンジャー』ブンバイオレット/焔先斗役の宮澤佑 (C)ORICON NewS inc.
 スーパー戦隊シリーズ最新作『爆上戦隊ブンブンジャー』(毎週日曜 前9:30、テレビ朝日系)の6月16日放送の第16話から、ブンバイオレット/焔先斗(ほむら・さきと)が登場する。演じるのは俳優の宮澤佑(29)。ORICON NEWSは、宮澤に動画インタビューを実施し、意気込みなどを聞いた。

【動画】『ブンブンジャー』追加戦士・焔先斗役の宮澤佑にインタビュー 変身ポーズも披露!

■ヒーローは事務所先輩の酒井一圭が演じたガオブラック 諦めずにオーディション挑戦

 『爆上戦隊ブンブンジャー』は、クルマを乗りこなす、超前向きなスーパー戦隊。「届け屋」のブンレッド/範道大也(井内悠陽)をはじめ、「情報屋」ブンブルー/鳴田射士郎(葉山侑樹)、「運転屋」ブンピンク/志布戸未来(鈴木美羽)、「警察屋」ブンブラック/阿久瀬錠(齋藤璃佑)、「調達屋」ブンオレンジ/振騎玄蕃(相馬理)と、個性豊かなプロフェッショナルたちが、地球の平和を守るために戦う。

 先斗は宇宙を股に掛ける「始末屋」。ライフラインの故障から政治のいざこざや子どものケンカまで…あらゆるトラブルの解決を図るトラブルシューターとなっている。しかし、トラブルの状況がこじれた状態を「カオス」と呼んで、楽しむ一面も持ち合わせている。もともと地球出身だが、相棒のビュン・ディーゼルと共に数多の修羅場をくぐってきた先斗が10数年ぶりに地球にやってくる。さらに、先斗は「ブンブンコントローラー」を使ってブンバイオレットにチェンジするが、ブンブンジャーとは何かが違う…?そして、先斗とビュンディーの目的とは…?

――『ブンブンジャー』出演、おめでとうございます!好きなヒーローはいましたか?
【宮澤】『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオブラックです。

――所属事務所のG-STAR.PROの先輩でもある酒井一圭さんが演じていましたね。
【宮澤】正確なストーリーまでちゃんと覚えてはいないんですが、『ガオレンジャー』が世代なんです。サッカーを小学校の時に始めたんですが、始めてからはスーパー戦隊シリーズを見れなくなっちゃって。なので、そこまでで見ていたのが『ガオレンジャー』と『ハリケンジャー』なんです。『ガオレンジャー』はショーにも行って、その時にスーパー戦隊シリーズはステキだなと思ったのがきっかけです。プラスαで先輩でもあるので。すごいめぐり合わせだなと思いました。

――オーディション合格は、どこで知りましたか?
【宮澤】知らされたのは事務所でマネージャーから伝えられました。でも、オーディションが終わった30分後ぐらいにマネージャーからLINEがあって「事務所に来てください。『ブンブンジャー』の結果もお伝えします」と。絵文字とかもなしの文章で来て、「これは!」となりました。実際に言われた時は何とも言えない感情でした。特撮作品のオーディションは10代から受けていたので。10何回目のオーディションで、まさかここで受かるとは、という思いがありました。

――特撮作品への思い入れが強いですね。
【宮澤】自分が子どもの時の記憶って、あまり残っていないんです。俳優という職業をやるにあたって、昔見ていたドラマはあまり思い出せないんですけど、カッコいいヒーローの思い出は自分の中にあったので。本音を言えば少し諦めていた部分もあったので、ヒーローになれたことはうれしかったです。

――最近だと『ドンブラザーズ』鈴木浩文さんや『キングオージャー』佳久創さんなど30代でヒーローになる方も増えました。モチベーションになった部分もあるのでは?
【宮澤】モチベーションになった部分もあります。あと、自分の事務所は特撮作品出身の俳優が多くいるのに自分はヒーローになれていなくて「絶対になりたい」という気持ちはずっと持っていました。ただ、それだけを追っていくのも難しいですし…。悪役もやりました。気持ちがだんだん薄れていった中で30代の方がヒーローになって「まだ可能性あるのかな」という思いが強くなりました。

■『ガッチャード』にも出演 焔先斗で「新たなスパイスに」

――直近では『仮面ライダーガッチャード』第32話「現る大王!人形たちのジレンマ」(4月21日放送)にアルファ役で出演しました。『ブンブンジャー』出演が決まってからの参加だったんでしょうか?
【宮澤】以前から坂本浩一監督のアクション指導を受けさせていただいていて、そのご縁のあって坂本監督から声を掛けていただいて『仮面ライダーガッチャード』に出ました。その直後ぐらいにオーディションがあって決まったんです。こんなに早く仮面ライダーの悪役からスーパー戦隊に行く人いるのかな、って思いましたね(笑)。こんな短期間に2作品に出られて感慨深いです。

――焔先斗は、どんなキャラクターですか?
【宮澤】焔先斗という人物は幼少期につらい経験や悲しい経験を多くしていて。いろいろなものが焔先斗の中にあって、それを自分の中で整理をつけて、宇宙に10歳で行ったと思うんです。その中で、いろいろ経験して普通の人と違う人生を歩んできた。どんな人間形成をしてきたのかな、と。人よりテンションが高かったり、人に上から目線だったり、人間と話す時の距離感がわかっていなかったり、常識を知らなかったり。たくさんいけないところがあるけど、そこがかわいらしさでもある、魅力がいっぱいあるキャラクターだと思います。焔先斗という幼少期に暗い闇の中で生きてきた人物でも信じられる人やものが絶対にある。そこだけは熱い思いで焔先斗にとって譲れない部分。誰に何を言われようが突き通す強い意志もある。カッコいい魅力が詰まっている役だと思います。

――相棒のビュン・ディーゼルについて。
【宮澤】まずは声を担当されるのが花江夏樹さん、というところですよね。ちょうど『鬼滅の刃』を見ていたこともあって、その花江さんとお芝居できることにテンションが上がりました。でも、ビュンディーは先斗にとって大切な、お兄ちゃん的な存在です。ビュンディーに何でも言えるし、ビュンディーのためなら…、と先斗にとってビュンディーの大切さは忘れないようにしようと思いながら演じています。

――花江夏樹さんとは何かお話しされましたか?
【宮澤】アフレコの時にごあいさつさせていただきました。本当に物腰の柔らかいステキな方でした。今回はビュンディーらしさいっぱいです。先斗が、がさつで急にテンションが上がったりするキャラクターなのに対して、ビュンディーは意外とクールで対照的なものがあります。花江さんがステキな感じで演じてくださっています。「『鬼滅の刃』見てます」と言ったら、花江さんも「(アフレコの映像で)今、映っていた人だ!」と優しく言ってくださったり(笑)。これからも、たくさんお芝居をさせていただきますが、この関係性をよりよく築いて、それが劇中でも表現できたらなと思います!

――子どもたちが変身ポーズをまねすると思います。カッコよく決めるポイントを教えていただけると。
【宮澤】先斗は動きがキレイ。軸をブレさせないこと!ただ、キレイすぎると先斗らしくないので、ちょっと雑でもいいから回転を速くするところだと思います。変身に使う「ブンブンコントローラー」を右手から左手に受け渡すのも難しいので、練習してやってみてください!

――最後に見どころと意気込みをお願いします。
【宮澤】今後、『ブンブンジャー』に新しい風、新たなスパイスになれるようにやっています。ぜひ、もともといた5人にどうやって先斗が関わって、物語が進んで溶け込んでいくのか、先斗を含むみんなの成長を見届けていただけたらと思います!よろしくお願いします。


動画を別画面で再生する



    ランキングゲーム・アニメ

    前日のランキングへ

    オススメゲーム

    ニュース設定