今日17日の最高気温 多くの所で30℃以上 関東の一部は35℃に迫る 熱中症注意

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2024年06月17日 06:40  日本気象協会

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日本気象協会

今日17日の最高気温 多くの所で30℃以上 関東の一部は35℃に迫る 熱中症注意

今日17日も暑さが続く。熱中症対策を。最高気温は30℃以上の所が多く、関東の内陸の一部では35℃に迫る予想。



●厳しい暑さ 引き続き 熱中症対策を


今日17日(月)は、北日本は所々で雨や雷雨があるものの、日差しは届くでしょう。北陸や関東甲信、東海、近畿、中国、四国は、昼頃まで多くの所で晴れ。夜になると雨の範囲が広がってきます。九州は曇りや雨で、南部ほど雨脚が強まるでしょう。沖縄は梅雨空です。

最高気温は、広い範囲で平年より高い状態が続きます。
北海道は札幌をはじめ日本海側を中心に25℃を超える所が多いでしょう。東北は30℃前後の所が多く、仙台は32℃と今年これまでで1番の暑さとなりそうです。
北陸と関東甲信も30℃前後で、熊谷など関東の内陸は35℃に迫る所もあるでしょう。
東海と近畿も広く30℃を超える予想です。
中国と四国、九州は、25℃から28℃くらいの所がほとんど。真夏日の地点は少なくなりそうですが、湿度が高いでしょう。湿度が高いと体の熱が逃げにくくなり、気温の上昇が緩やかでも熱中症のリスクが高まります。
沖縄は30℃前後の予想で、こちらも蒸し暑いでしょう。

引き続き、熱中症対策が欠かせません。こまめな水分補給、適度な塩分補給を心がけてください。なお、熱中症のサインとなるのは、めまいや立ちくらみがする、手足がしびれる、頭痛や腹痛、吐き気がしてくる、といった症状。少しでも体調に異変を感じたら、決して無理をせず、涼しい所で休憩して速やかに体温を下げることが重要です。


●熱中症の応急処置


熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。

まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。
衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。
水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。


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