重賞3勝プリモシーンの初仔が初陣 母も管理した木村師「立派な体つき」/関東馬メイクデビュー情報

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2024年06月17日 18:00  netkeiba

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今週デビュー予定のプリモシークエンス(撮影:竹之内元)
 3回東京開催の最終週は前年と同じく、土曜日に芝1800mと芝1400m、日曜日に芝1600mのメイクデビューが組まれている。昨年の芝1400mではアスコリピチェーノがデビュー勝ちを決め、新潟2歳S→阪神JFと無傷の3連勝で2歳女王に輝いた。ここで取り上げた馬以外にも堀宣行厩舎からはサトノカルナバル(芝1400m)とソロモン(芝1800m)がD.レーン騎手とのコンビでデビューを予定しており、それぞれに注目が集まる。

【6月22日(土) 東京芝1800m】

◆プリモシークエンス(牡、父エピファネイア、母プリモシーン、美浦・木村哲也厩舎)

 母は同厩舎で管理され、重賞3勝、ヴィクトリアマイル2着など活躍した。本馬が初仔になる。「気性的に幼いところがあったけど、再入厩後は普通に追い切りをこなせている。立派な体つきだし、競馬に行っても集中して走れば初戦から動けると思います」と土田調教助手。鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。

◆イスキオス(牡、父キタサンブラック、母アルベルティーヌ、美浦・栗田徹厩舎)

 母は同厩舎で管理され、ダートの短距離で2勝した。叔父に皐月賞馬のソールオリエンス、ヴァンドギャルド(富士S)がいる。「お母さんは気難しいところがあったけど、おとなしい性格。追い切りではスムーズに動けているし、いい背中をしています」と栗田徹調教師。鞍上は石橋脩騎手が予定されている。

【6月22日(土) 東京芝1400m】

◆デアマトローナ(牝、父キズナ、母ホームカミングクイーン、美浦・国枝栄厩舎)

 半兄にダノンマッキンリー(ファルコンS)がいる。「思っていたよりもガツンとならず、性格は従順な感じ。ブリッとした体形だし、いいスピードがありそう」と国枝栄調教師。鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。

【6月23日(日) 東京芝1600m】

◆ナクライト(牡、父アドマイヤマーズ、母スカイダイヤモンズ、美浦・国枝栄厩舎)

 半姉のグランカンタンテは中山の芝1800mでデビュー勝ちを飾っている。「まずまずの動き。順調に乗り込んできたし、ひと追い毎に良くなっている。距離はマイルぐらいが良さそう」と国枝栄調教師。鞍上は小沢大仁騎手が予定されている。

◆ジョリーレーヌ(牝、父モーリス、母レッドレグナント、美浦・大竹正博厩舎)

 母は同厩舎で管理され、芝1400〜1600mで4勝した他、桜花賞トライアルのアネモネS2着など活躍した。その初仔になる。「気持ちが入り過ぎないように気をつけながら乗っている。従順で学習能力が高いし、いい雰囲気です」と大竹正博調教師。鞍上は石川裕紀人騎手が予定されている。

(取材・文:竹之内元)

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