明日19日 熱中症に厳重警戒 今週末は本州も梅雨入りへ 蒸し暑さが増す

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2024年06月18日 17:16  日本気象協会

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日本気象協会

明日19日 熱中症に厳重警戒 今週末は本州も梅雨入りへ 蒸し暑さが増す

今日18日(火)は沖縄や九州から関東では大雨になった所がありました。明日19日(水)は天気が回復しますが、真夏日地点が続出。21日(金)からは西から天気下り坂で、22日(土)以降は続々と梅雨入りしそうです。蒸し暑さが増すため、体調管理や食品の管理により一層の注意が必要です。



●明日19日(水) 真夏日地点続出 熱中症に厳重警戒


今日18日(火)は、本州の南岸に延びる前線上を低気圧が発達しながら通過した影響で、沖縄や九州から関東で大雨になった所がありました。
24時間降水量は、沖縄県の久米島では293.5ミリ(午前6時30分まで)、静岡県伊豆市湯ケ島で292.0ミリ(午後4時半まで)など、6月としては統計開始以来1位の値を更新した所もありました。関東でも神奈川県箱根町では200ミリ近く(午後4時半まで)と、梅雨入り前に局地的な大雨になりました。

明日19日(水)は、前線は本州からいったん遠ざかり、高気圧に覆われてくるでしょう。近畿から東北南部の天気も回復して、広い範囲で晴れる見込みです。日中は日差しが照りつけて、気温はグングンと上がるでしょう。最高気温は近畿から関東、東北南部を中心に今日より大幅に高くなって、真夏日(最高気温が30℃以上)地点が続出しそうです。九州では猛暑日(最高気温が35℃以上)になる所もあるでしょう。

明日は広い範囲で熱中症に警戒が必要です。東海や九州などは厳重警戒レベルで、激しい運動は避けてください。


●本州も続々と梅雨入りへ 西日本を中心に大雨のおそれ


明後日20日(木)は梅雨前線が大陸から次第にのび、夜には九州付近にかかるでしょう。九州は天気が下り坂で、21日(金)は断続的に雨が降りそうです。

22日(土)以降は、梅雨前線が本州付近に停滞しやすくなるでしょう。中国地方から関東も雨の降る日が続いて、本格的な雨の季節に入りそうです。暖かく湿った空気が流れ込みやすい西日本を中心に大雨になるおそれもあります。最新の気象情報にご注意ください。

沖縄は22日(土)から日差しが届くでしょう。このタイミングで梅雨明けになるかもしれません(平年は6月21日ごろ)。


●週末は蒸し暑さが増す 体調管理や食品の管理に注意


最高気温は平年並みか高い日が多いでしょう。雨の降る日でも、最高気温は30℃近くまで上がり、かなりムシムシしそうです。湿度の高い日は汗が蒸発しにくく、熱が身体にこもりやすくなります。熱中症にかかるリスクが高くなりますので、雨の日でも熱中症対策が欠かせません。

また、買い物をしたら、食材をすぐに冷蔵庫にしまうなど、食品の管理にもご注意ください。


●7月スタートにかけても蒸し暑さが続く


26日(水)〜7月スタートの1日(月)にかけては、九州は雨の降る日が多く、雨の降り方が強まることもあるでしょう。中国、四国から東北も雲が広がりやすく、雨の降る日がありそうです。梅雨のない北海道でも雨の降る日が多く、天気がすっきりしません。

最高気温は平年並みか高い日が多く、雨の降る日でも最高気温が30℃以上の真夏日になる所もあるでしょう。連日の蒸し暑さで、体調を崩さないよう、お気をつけください。


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