【写真】右耳のケガから復活し、出口夏希と笑顔を見せる永瀬廉
本作は、森田碧によるベストセラー小説「余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話」(ポプラ社 刊)の映像化作品。突然余命を宣告され、色々なことを諦めながら淡々と日々を過ごす中で、運命の恋に出会うことで再び人生に希望を見出していく主人公・早坂秋人を永瀬、ヒロイン・桜井春奈を出口が演じる。この日は、右耳の負傷により活動を一時休止していた永瀬にとって、活動再開後初の公の場となった。
映画での王道ラブストーリーの主演は本作が初めてだという永瀬は「今までは、結構抱えてたりとか、恋愛も少しっていう感じだったんですけど、ここまでがっつり恋愛に焦点を当てた作品は初めてだった」と告白。その上で、「初めてにしては気負わず自分らしく現場で過ごせた」と撮影を思い返していた。
作品を見た感想を聞かれると「まぶしいよ。まぶしい。画面の明るさとかじゃなくて、まぶしい」とにっこり。「それくらい、お互いにタイムリミットがあって、17歳というだからこそのピュアさとか、まっすぐさとか、素直さとか、春奈が秋人が全然違う形でぶつかり合っていく」と話し、「いろんなパズルがはまった作品やなと思います」と口にした。
また、劇中で秋人が絵を描くシーンについて、出口が「秋人くんじゃなくて永瀬さんの描いた絵は、映っていないんですけど、私もなかなか個性的な絵を描くんですけど、それよりもすごいなかなかの個性的な絵を描かれていて。今でもその絵を覚えています。ピカソでした」と暴露。永瀬は「映っていない時、僕も真剣にフリーで絵を描くんですけど、どうしても黒目の焦点が合わなくて。左目がこっち向いて右目がこっち向いてるみたいな。ホラーめな絵に近づいてしまってはいた」と打ち明けつつ、「他の偉大な画家さんもそうですけど、アートって僕の死後評価されていくものだと思っているので、今はまだ評価されていなくてもいいのかなと思っています」と語っていた。
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Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』は、Netflixにて6月27日より世界独占配信。