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梅雨のシーズンは雨や曇の日が多く、なかなか気分が晴れない人も多いでしょう。特に今年は、全国的にすでに30度を超えるような気温の高い日も多く、じめじめとした暑さに参っている人もいるのではないでしょうか。
今回は、「Amazonプライム・ビデオ」で視聴可能な「雨のシーンが印象的な映画」を紹介します。涼しいおうちの中で、雨の美しい世界観に浸ってみてください。
●雨のシーンが印象的な映画:思い、思われ、ふり、ふられ
映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、「ストロボ・エッジ」や「アオハライド」で知られる咲坂伊緒さんの漫画を原作に映画化された作品です。主要4キャストは浜辺美波さん、北村匠海さん、福本莉子さん、赤楚衛二さんが演じました。
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積極的な性格ながら不器用さのある朱里(浜辺さん)と、朱里の義理の弟にあたる理央(北村さん)。そして自分に自信が持てない由奈(福本さん)と由奈の幼なじみの和臣(赤楚さん)。同じマンションに住む4人が織りなすラブストーリーです。
北村さんと浜辺さんといえば映画『君の膵臓をたべたい』のイメージが強い人もいるかもしれませんが、本作ではまた違った関係性での演技を楽しめます。
男女4人が描く高校生のラブストーリーの楽しみももちろんありますが、場面ごとに雨のシーンが印象的に描かれています。憂鬱に感じてしまう梅雨のシーズンですが、映画で雨を楽しむと乗り切れるかもしれません。
実写映画に続いて公開された同作品のアニメ映画もあります。漫画原作のテイストや絵を生かしながら、アニメーションらしいかわいらしさがある作品になっているので、両作合わせて見るのもおすすめです。
●雨のシーンが印象的な映画:天気の子
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『天気の子』は、世界的な大ヒットになった映画『君の名は。』の新海誠監督の作品。天気の調和が取れなくなった時代に、運命に翻弄されながら自分たちの生き方を探す帆高(声:醍醐虎汰朗さん)と陽菜(声:森七菜さん)の物語です。
オカルト雑誌のライターを引き受けることになった高校生の帆高は、連日雨が振り続ける日々の中で陽菜に出会います。陽菜は「祈る」ことで天気を変える能力を持っていて、不思議な天気が続く日々をなんとか変えようとしていました。
新海監督作品はアニメーションがきれいで、写真のようにも思える忠実さがありながら、アニメならではのかわいらしさやときめきが散りばめられています。
本作においてもキャラクターだけでなく、晴れや雨などの天気ごとの素晴らしいアニメーションが繰り広げられています。音楽を担当している「RADWIMPS」の楽曲も相まって何度でも楽しめる作品です。
●雨のシーンが印象的な映画:恋は雨上がりのように
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映画『恋は雨上がりのように』は、2014年から2018年まで連載された、眉月じゅんさんの同名漫画が原作の作品です。主人公の橘あきらを小松菜奈さんが、近藤正己を大泉洋さんが演じました。
17歳の女子高生・あきらは、アルバイト先のファミレスの店長・近藤に密かに恋心を持っていて、一見冴えない店長ですが、その近藤の魅力を自分だけのものとして大切に想い続けています。
近藤がバツイチだということを知ったあきらは、その恋心が抑えられなくなり思わず告白しますが……。
TVアニメ化もされた作品で、原作漫画を生かしたアニメと、小松さんや大泉さんのお芝居を楽しめる実写映画と、2作品それぞれの魅力があります。
特に雨のシーンは印象的です。ずぶぬれになるあきらに、店長の近藤が傘を差し出す場面は見ていて心が温かくなります。原作から出てきたかのような、あきらにぴったりな小松さんの演技も見どころです。
じめじめとした暑い日が続いて、うんざりしてしまうときこそ、映画を見て気分転換ができるとよいですね。
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