関西 大雨のあとは急な暑さに警戒を 明日20日にかけて猛暑日に迫る所も

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2024年06月19日 12:19  日本気象協会

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日本気象協会

関西 大雨のあとは急な暑さに警戒を 明日20日にかけて猛暑日に迫る所も

関西では、今日19日(水)は各地ともよく晴れて、日中は広く真夏日が復活するでしょう。急な暑さで熱中症にかかりやすくなることが考えられるため、警戒が必要です。明日20日(木)にかけて、35度に迫る暑さになる所もあるでしょう。その後は雨の季節へ入り、蒸し暑さが増しそうです。



●今日19日は朝から強い日差しで気温が急上昇 広く30度以上で厳しい暑さに


昨日18日(火)は大雨となった関西ですが、今日19日(水)は高気圧に覆われて、各地とも安定して晴れるでしょう。強い日差しに後押しされ、気温はぐんぐんと上がりそうです。昼間は30度以上まで上がる所が多く、内陸部の京都では34度と猛暑日に迫る暑さとなるでしょう。昨日との差が大きいため、急な暑さが身体にこたえそうです。こまめに水分や休憩をとるなどして、熱中症にかからないよう十分お気をつけください。
一方で、梅雨入り前の貴重な晴れの天気です。強い日差しと気温の上昇で、洗濯物は比較的短い時間で乾くでしょう。今日19日(水)は、にわか雨の心配はありませんので、洗っておきたいものを一気に片づけておくのもよさそうです。


●明日20日はさらに暑くなる所も 熱中症に厳重警戒


明日20日(木)は、高気圧の中心が東へ離れますが、関西では午前中を中心に晴れて日差しが届くでしょう。さらに気温の上がる所もあり、特に北部では暑さが厳しくなりそうです。引き続き、熱中症に警戒や厳重警戒が必要です。
また、次第に湿った空気が流れ込みやすくなるため、午後は山沿いを中心に雲が増え、にわか雨や雷雨の所があるでしょう。空模様の変化にもお気をつけください。


●21日以降は雨の季節へ 湿度アップで今季初の「熱帯夜」か 夜間の熱中症注意


21日(金)以降は、天気に変化が出てくるでしょう。
南に離れている梅雨前線が、21日(金)は西日本の南岸付近まで北上し、その後は西日本から東日本付近に停滞しやすくなる見込みです。関西もようやく本格的な雨の季節へ入るでしょう。
22日(土)からは、しばらく雨の降る日が続く見込みです。雨が降ると、日中の暑さは少し落ち着きますが、不快な蒸し暑さが続くでしょう。また、湿度が高くなるとともに、夜間の気温が下がりにくくなります。最低気温が25度を下回らず、今季初めて熱帯夜になる所が出てきそうです。
これからは、夜寝る前にコップ一杯の水を飲むなど、夜間も熱中症への対策を心がけましょう。


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