カン・ドンウォンが“偽祈祷師”から覚醒 韓国発ホラー『憑依』9月公開決定

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2024年06月19日 16:51  cinemacafe.net

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『憑依』© 2023 CJ ENM Co.
パク・チャヌク監督『別れる決心』、ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』などで助監督として経験を積んだキム・ソンシクがカン・ドンウォンと組んだ『憑依』が9月6日(金)より公開決定。ティザービジュアルとメインカットが解禁となった。

霊が全く視えないインチキ祈祷師のチョン博士(カン・ドンウォン)は助手のインベ(イ・ドンフィ)と共に言葉巧みに依頼人を騙し、除霊と称した儀式でお金を儲けていた。ある日、ユギョン(イ・ソム)という若い女性から悪霊に取り憑いた妹(パク・ソイ)を助けてほしいという依頼を受ける。いつものように偽の除霊を行おうとすると、妹の人間離れした動きと気配からチョン博士の持っていた2つの呪具、鈴と七星剣が反応する。

実はチョンは伝統ある祈祷師の末裔で、過去に起きた忌まわしい出来事により素性を隠して生きていた。チョンとユギョンはさらわれた妹を取り返すために悪霊と対峙するが、霊の正体は古くからいる悪鬼で人間を器に次々と憑依して襲い来る。いつどこで誰に憑依するか分からない恐怖のなか、やがてチョン自身にまつわる重大な秘密も明らかとなり…。

本作は、古くから人間の体を転々としながら霊力を狩る悪鬼が、人間を器に次々と憑依して襲い来る、いつどこで誰に憑依するか分からない、予測不能な韓国発の<新感覚>憑依ホラーエンターテインメント。

韓国での公開初日から6日間連続で観客動員数第1位を記録、注目映画として話題をさらった本作。同名タイトルの人気ウェブトゥーン原作のホラーを見事に映像化したのは、キム・ソンシク監督。パク・チャヌク監督も「一味違っていた」と未体験の恐怖を絶賛した。

主演は、是枝裕和監督作『ベイビー・ブローカー』や、『新感染半島 ファイナル・ステージ』などに出演し、人気・実力共にトップクラスの俳優として知られるカン・ドンウォン。霊が視えず、その存在も信じず、嘘の儀式で金儲けをする偽の祈祷師が、強大な悪鬼の出現により本物の祈祷師へと“覚醒”する主人公を体現する。

このほかにも、『キル・ボクスン』で演技の幅を広げたイ・ソムや、「カジノ」で演技力が改めて評価されたイ・ドンフィ、そして数々の作品で活躍するベテランのホ・ジュノなど錚々たる俳優が出演し、さらに世界を席巻する人気K-POPアイドルグループ「BLACKPINK」のジスも特別出演している。

解禁されたティザービジュアルには、カン・ドンウォン演じるチョン博士が“鳴らない鈴”を掲げ、“それ”が“居る”のか確認する緊張感溢れる姿とともに、カン・ドンウォンに憑依しそうな勢いのタイトルロゴの上には「鈴が鳴れば それは居る」というキャッチコピーが載せられている。

併せて解禁されたメインカットは、暗闇から現れたチョン博士の姿を切り取ったもの。映画本編でこの“鈴”が音を出すときがくるのか、そしてチョン博士は“それ”とどう対峙していくのか、恐怖と期待が膨らむものとなっている。

『憑依』は9月6日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。




(シネマカフェ編集部)
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