ジャーナリスト立岩陽一郎氏が20日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月〜金曜午後3時40分=関西ローカル)に出演。
18年に急性覚醒剤中毒で死亡した「紀州のドン・ファン」こと和歌山県田辺市の資産家野崎幸助さん(当時77)の注目の裁判について冷静にコメントした。
野崎さんの死後、13億円とされる遺産を「市に寄付する」とした遺言状が見つかった。市側は遺産の受け取り方針を発表したが、野崎さんの親族は遺言状の無効確認を求める民事訴訟を和歌山地裁に起こし、その判決が21日に下される。
番組では、大吉洋平アナウンサーが親族と市の対立を熱く取り上げたが、立岩氏は苦笑しながら「(遺言書が)本物かどうかというだけの話ですから。裁判を待つしかない」と冷静な対応を見せた。
裁判では筆跡鑑定がポイントになる。ここでも、親族と市の主張は真っ向から対立している。
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野崎さんと親族との関係性などにも話題が及んだが、立岩氏は「関係性は関係ない。単純に遺言が本物かどうかだけの話だから、あまりそこで仲が悪かったはずじゃないかみたいな話をすると全然論点が違う。裁判所はそんなこと気にしない」とばっさり切り捨てていた。
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